恩に報いるとは？

今日は報恩講が、持ち回り順で我が家で行われました。
報恩講とは浄土真宗の親鸞聖人の徳に報いる行事ですが、宗派を超え
住んでる地区の皆さんは、この日お坊さんの説教を聞いて精進料理を食べ
恩に報いる事に思いをはせます。
ご多分に漏れず、高齢化と後継者不足で存続を懸念する声が上がり
次年からは、手を煩わすことを少しでも減らすべく、料理の提供をやめて
茶菓子のみで行うことが決まりました。
豆腐の味噌汁と、三角豆腐のお刺身、大根とキュウリの酢物と漬物が
今までの定番です。以前はほかの精進料理も出されていましたが、
当番になった家は準備が大変とか、用意しても昔のように食べない等々で
今のようになったようです。

　　　　　　

　　　　　　

少しずつ変わりながら、でも報恩講の意味が語り継がれたらいいと思います。
夕飯はそっくりお昼の定食ですが、同じものだけではかわいそうなので
頂物の豚の角煮もどうぞ。そして、残ったお菓子も少しどうぞ。

　　　　　　

大震災から１年１０カ月になりました。福島県や宮城県では犠牲になった人たちへ
祈りをささげ、決して忘れないと誓っていました。
残された人たちの生活が少しでも早く落ち着きますように