てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

隣家今昔

2014-09-23 16:50:00 | 暮らしと生活
 2006年正月にめでたく満102歳を迎えたばかりの西隣のおばあさんが、その年の松もとれぬ内に天寿を全うされた。明治女の気質そのままで、良きにつけ悪しきにつけ気概のある人だった。だからこそ主人に先立たれて30数年を経て、独りで激動の一世紀を生き抜いて来られた。

 ところが身寄りもなく、主なき後は長らく荒地と化していたのだが、遅ればせながら2009年になって業者の手により再開発が進められた。いまでは跡地に3軒の家が建ちエリア外から転入された。

 ここから新しい問題が派生。昔からお隣とは同じ講組に属していたのだが、これを境に町内会の班分けも別々になってしまった。塀ひとつ隔てて全く交流が途絶えてしまった。何処かで線引きをしなければならないことは理解できるが、当時の町内会長の配慮がもう少し欲しかった。『向こう三軒両隣』をモットーとしている私にとっては不都合この上ない。時節がらもあり『隣はも何をする人ぞ』とならねばよいがと懸念する。(お断り:facebookに同文掲載)






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする