てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

西条柿のショウヤク

2014-09-25 19:53:00 | 農事
 裏庭の西条柿が次々に熟し柿になり始めたのを合図に収穫に取り掛かった。一昨年はカイガラムシが多量に発生、思い切って強剪定したため、昨年は実が全くつかなかった。1年休ませたのが奏効して、今年は実が大ぶり。数はポリバケツに2杯強あった。
 その中から形がよいものを70個選んで、あわせ柿にした。残りは干し柿にするべく、家内にバトンタッチ。これが中々根気のいる仕事。どうもご苦労さん。
※2009年のあわせ柿作りはこちら。(お断り:facebookに同文掲載)




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我が家訓

2014-09-25 10:58:00 | 暮らしと生活
 今朝の山陽新聞に、最上稲荷の大鳥居の工事が完了し、鳥居の上部に掲げる「大鳥居扁額」を西江邸当主の西江晃治さんが奉納されるニュースが掲載になった。扁額は江戸期のベンガラを使って作られ『紅柄』と大書してある。

 ところで閑話休題、我が家の小扁額の話。書画骨董など全く無縁の我が家にあって、珍しく祖父が残してくれた松坂帰庵和尚の扁額「大巧若拙」と書幅「信為萬事本」がある。
 帰庵和尚は真言宗法界院の僧で、資性温雅・高潔で“今良寛”と呼ばれた方だそうだが、知る人ぞ知るところであろう。独特の書体を竹筆で枯れた字を書き、当地ではあちこちで見かける。菩提寺安養寺の広間にも同氏の扁額「圓融無碍」が掲げてある。
 先祖の遺品だけに「信為萬事本」と「大巧若拙」は、家訓のひとつであり、以て座右の銘としたい。(お断り:facebookに同文掲載)






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