先日、おふくろがお世話になっている特養施設の夏祭りがあり、家族や町内の人々が大勢参加して、盛大に和気あいあいと開かれた。入園者は浴衣を着せて貰い、家族や介護師、ボランティアスタッフに付き添われて夏の夕べの一時を楽しんだ。
会場となった同広場では盆踊りや和太鼓が披露され、花火やお楽しみ抽選会で盛り上がった。ボランティアによる格安の屋台は常に列が絶えず、早々と売り切れになる店もでた。
当施設は地域との交流やボランティアの受け入れなども活発に行っており、万一の災害時には地域住民の避難場所として開放される。
このたび地元ライオンズクラブの認証35周年を記念して贈られた、非常用発電機が早速に夏祭りで大活躍していた。
当施設のお隣には、かつて盆踊り会場になった、安養寺の小さな分院がある。子供の頃には大層広く感じていた広場だが、いまこうして見ると「よくぞあれだけ大勢の人々が二重、三重に輪を作って踊っていたもの」と感心するほどのスペースだ。過ぎ去りし、夏の日の思い出。

画面右の大木の下が、かつての盆踊り広場