新米の味

　芦屋に住む義弟と、甲子園の二男の所へ夫々新米を届けた。今日日、「何時でも、何処でも、何でも」手に入るご時世だが、いつもわが家の新米は喜ばれる。特に新米の炊きたては米がたっており、噛めばかむほどに味が増し、ホクホクと美味しい。漬物だけでも食が進むほどだが、卵かけご飯がまた格別で、こんなシンプルな食べ方が好きだ。前にも書いた通り「よくぞ日本（の農家）に生まれけり」と実感する至福のときだ。