奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

馬检場跡(雨竜町)

2023-06-18 22:37:44 | 北海道の旅日記(道央)

 

雨竜町の中心街の国道275号線から分かれて滝川市江部乙に抜ける道があります。
道道279号江部乙雨竜線ですが、そこを曲がって市街地が途切れるあたりに2つの石碑が建っています。

“检”の文字、読めますか?
なかなか難しいですが、“検”の異体字ですね。

『馬検場跡』、ということになります。

「馬検場」とは、馬のセリ場のことです。
ということで雨竜町の馬検場とはどんな様子だったのかを調べましたが、わからなかった。

その存在を示す文献や写真がないのです。
中央図書館に収蔵されている雨竜町史にも記述がなかった。

仕方ないので碑文を読んでいきましょう。


昭和十三年大熊金太郎氏届子爵所有地209アール確保に努め同志
相計り挺身この地に馬検場を設け馬産振興に寄与すること多年後時
勢の推移に伴いこれを町に寄附した茲に往時を偲び碑を建てる
昭和四十五年十一月 雨竜町


昔は農作業に農耕馬は欠かせないものでした。
その馬の力比べとして“ばん馬(ばんえい競馬)”が発生しています。

その馬の取引場所がここにあった、という標がこの碑です。

ちなみにもう一つの記念碑は「成功紀念碑」です。

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北別府学氏、お亡くなりになる

2023-06-18 05:06:45 | スポーツ

広島東洋カープの黄金期を支えた北別府学氏が16日、お亡くなりになりました。
享年65歳、ご冥福をお祈りいたします。

私は全盛期の北別府氏の投球を見ていましたが、本当にすごかった。

キャッチャーのミット目がけて寸分の狂いなく吸い込まれるような球筋、
コントロールの良さは「精密機械」の異名そのものでした。

私は北別府氏と横浜大洋ホエールズ・遠藤一彦氏の投げ合いを現地観戦したことがあります。
記録を見ると1985年6月6日、横浜スタジアムでの試合でした。

遠藤氏も当時の横浜のエース、試合開始前からすごい投げ合いになるという雰囲気が漂っていました。
試合はその通りすごい投げ合いとなり、両投手とも8回まで共に2失点だったような記憶があります。

プロ野球は派手な打ち合いも楽しいですが、息詰まる投手戦も必見の価値があると知った試合でした。

65歳か…。
早いな…。

コメント (2)
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