「煉屋バナナ」とは、秋田県大館市の煉屋菓子舗で製造・販売されている地元の銘菓です。
バナナの形をした、バナナフレーバーがついたあんが入った最中です。
→ https://www.neriyakashiho.com/
同社の創業は昭和2年、煉屋バナナは当時から発売されているそうです。
当時、バナナは高級品でそれを少しでもお手軽にということで作られたお菓子です。
中にバナナは入っていません、フレーバーだけなのですが、
大館銘菓として親しまれている一品です。
全国津々浦々、いろいろな地元の銘菓がありますね。
ところでフレーバーがバナナの銘菓、古くからあり高価だったバナナに親しんでほしいというお菓子。
同じようなものが北海道にもあります。
池田町のレストランよねくらの「バナナ饅頭」です。
→ https://restaurant-yonekura.com/menu/#tab4
こちらも誕生から120年、煉屋バナナと共に長く続いています。
札幌駅のどさんこプラザでも売っていますね。
両社のお菓子を見ると、昔はバナナは高級な憧れの果物だったことがよくわかります。
「煉屋バナナ」のことを知り、「バナナ饅頭」を思い出したので書いてみました。