ブログもコロナ疲れしたので、ちょいと休憩。
HACは2月に道の事業として丘珠ーオホーツク紋別間のチャーター便を運航しました。
事業化を見据えた実証実験で土日限定で1日1往復、期間中に計8往復16便飛びました。
機材はサーブ340Bで定員は紋別行が31名、丘珠行が36名でした。
実績は販売座席数536に対し搭乗者数は295で搭乗率は55.04%。
2月の紋別といえば流氷観光の最盛期、その時期をターゲットにした実証実験で、
インバウンドの利用も大いに期待したものだったでしょう。
がしかし、ちょうどその時期に新型コロナウイルスの問題が発生しました。
中国からの団体客はナシ、日韓関係の悪化で韓国からの観光客が減ったのも響きました。
ということで外国人の利用は8名でした。
また当時の北海道は新型コロナウイルスの感染者数が急増していた時期、
日本人観光客も低調だったに違いない。
その中で搭乗率約55%とは、よくやったといいたい。
今回はチャーター運航なのでツアーのみで座席の一般発売はありませんでした。
ツアーの形態は航路の利用が往復や片道、いろいろでしたが。
インバウンドもいない、国内観光客も不明の中、これは実需に近い数字ではないか。
今回は土日だけの運航でしたが平日だったらどうなるのか。
とはいえ、実需で搭乗率が55%だったのも事実で、これでは採算に乗りません。
更にHACは機材を更新し新たに定員が48名の新型機になります。
さて、この結果を踏まえ関係者はどうするのか…。