奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

栃木県の宿泊無断キャンセル、損害賠償請求

2020-01-31 05:40:45 | つらつら思ったこと
栃木県の那須や日光の温泉地で同じ名義人の宿泊無断キャンセルが相次いだ問題で、
被害に遭った8施設は損害賠償を請求することにしたようです。

昨日の下野新聞電子版が報じています。

これは栃木県の宿泊施設で1月2日と3日の両日、同じ名義人の宿泊予約が無断キャンセルが相次ぎ、
8施設で約300万円の被害が出たといいもの。

発覚後、グループの3人が被害施設を訪れ謝罪したというニュースが流れましたが、
もちろんそんなパフォーマンスでは済まなくなったわけだ。

宿泊無断キャンセルは“不泊(ノーショー)”といわれ、宿泊施設の宿命といえます。
様々な理由によりこれはなくならないですし、キャンセル料を請求するのも難しい。

ですが今回のように明らかに悪意があり、被害も甚大で相手もわかっている場合は別だ。

これは当然、損害賠償を求めていいケースですし、
宿泊業界だけではなく同じくノーショーに悩む飲食業界などにもいい影響があるでしょう。

あまりふざけたことをすると、法的制裁を受けるぞという前例になります。

今はネットで気軽に予約ができる時代、だからこそこういう制裁が先例になるべきだと思います。
実際に損害が弁済されるかどうかより、アクションを起こしたことに意味があると思います。

この賠償請求、いろいろな方面に与える影響は大きいでしょうね。

宿泊約款上、勝訴は間違いないと思うが、どうだろう…。
司法の判断が注目です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする