奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

1泊2日、飛行機で行く東京の旅 … 増上寺

2020-01-27 05:55:37 | 道外の旅日記
20日

芝公園のど真ん中に鎮座しているのが、増上寺(三縁山広度院 増上寺)。
浄土宗大本山です(総本山は京都の知恩院、大本山は長野・善光寺など他に6ヶ寺あります)。

開山は明徳4年(1393年)なので室町時代、最初は今の千代田区平河町から麹町辺りにあったらしい。
1590年に徳川家康により徳川家の菩提寺に選ばれ、以後徳川家の保護もあり栄えていきます。
最も栄えた江戸時代には寺領1万余石、境内は25万坪、坊中寺院48、学寮百数十軒、修行僧3千人だったそうです。

尚、増上寺には6人の徳川将軍の墓所があります。

さて、お寺の入り口には大きな門があります。





『三解脱門』で1611年に建立され1622年に再建、東京大空襲の難を逃れ現在に至ります。
江戸初期に大造営された増上寺の中で唯一現存する建造物です。

幅約19m、高さ約21m、奥行約9m、更に左右には約5.4mの山廊があります。
つまり、とてもでかいということ。

ここをくぐると下界から極楽浄土の世界へ入ります。

その正面にそびえるのが1974年に再建された大殿(だいでん)。





これまた大きい建物、首都圏では最大級の御堂だそうです。
地下には『増上寺宝物展示室』があります。

広い境内、他にも徳川将軍家墓所やらなんやらいろいろあります。
全部はアップできないので、これくらいでやめておきます。

東京都心のど真ん中にこんな大きなお寺さんがあるなんて、何とも凄いな。
江戸と東京の歴史の重みを感じますね。
コメント
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