奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

魅力を感じない定山渓

2018-09-19 05:27:11 | つらつら思ったこと
地震以来、北海道は観光客が激減しどこも青息吐息です。
こういうときは格安プランやいろいろな割引などが登場します。

緊急時の需要喚起には即効性があるので、こういう施策は当然だわな。
その他道内あちこちでいろいろな検討がなされているでしょう。

さて札幌の奥座敷の定山渓温泉ではまず日帰り入浴半額キャンペーンを始めました。
その後追加されたのは、宿泊客は2000円のクーポンが付くというプラン。

詳しくは観光協会HPをどうぞ。
    → http://jozankei.jp/

あら、それならばと対象施設を各HPで検索してみました。

私はグループや団体で泊まるなら夕食はバイキングでも構わないが、
個人で泊まるなら部屋食がいい。

検索の結果は宿泊料金は安いが全てのプランがバイキングか、
高級な宿で高くて部屋食か食事処の2択しかない。

かつては安くても、あるいはそこそこの宿泊料で部屋食という宿があった。
そのかわり露天風呂がないなど、それなりに納得できた。

今のままでは安い客か高くても払える客かのどちらしか寄り付かない。
温泉街としての衰退の原因はここにあるのであろう。

各宿泊施設はそれなりに儲ければ何でもいいのだろうが、
これでは温泉街としては魅力はない。

安い宿にはそれなりのインバウンドか安い団体客、高い宿には富裕層とそのインバウンド。
この2択には私はついていけない。

※日帰り入浴半額の観光協会の案内、各施設の入浴受入時間などは昨日追加公表された
 それまでは各施設それぞれを検索しないとわからなかった、客にとっては失礼極まりない
コメント
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