赤外線でがん細胞を破壊、治験へ

近赤外線は可視光線に近い波長を持った人体に無害な光で、
赤外線カメラや家庭用リモコンなどに使われています。

この光を使ってがん細胞を破壊する新しい治療法が開発され、
近くアメリカで治験（臨床実験）が始まることになりました。

光が当たると発熱する物質をがん細胞に取り付け、
がん細胞に近赤外線を当てがん細胞だけを死滅させるとのことです。

現在の放射線治療や抗がん剤治療は正常な細胞にも影響があり副作用がありますが、
近赤外線治療は健康な細胞を傷つけずに済むそうです。

早ければ3～4年後にもがん治療薬としてアメリカでの承認を目指すそうです。
これが実用化すれば患者には朗報になるでしょう。

がん治療はここ10年ほどで大きく変わりました。
新薬や新しい治療法などの開発が進み、副作用もそれ以前に比べ少なくなっています。

その上、上記のように新しい治療法がいろいろと現れてくる。
医療関係者の努力には頭が下がります。

さてがんの治療法が進歩したことに合わせ変わってきたものに、がん保険があります。

今の新しいがん保険は10年前とは全く違う姿になりました。
昔のがん保険では今の治療法に対応できず、いざというときに給付を受けられないこともある。

もし10年後に近赤外線での治療が一般的になると、
今の新しいがん保険でも対応できなくなるかもしれません。

今後もがんの治療法はどんどん進化するでしょう。
保険会社もそれに合わせ、保障内容を進化させてもしいものです。

その時は掛け金は安く、お願いします。