世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

ASEAN+3か6か実効面に疑問 その他!

2007年01月16日 | Weblog

東アジア、東アジア共同体、東アジアサミット、北東アジア、ASEAN、アジアのみで括る・・・等々と命名が複雑化して的を得ず内実もスッキリしない。それ故に実効・実行面に疑問がある。ASEANに+3(日本、中国、韓国)を加えた「13カ国」での構想が現実的であったが更に3(インド、オーストラリア、ニュージーランド)を加えて「16カ国」にしようとしている。16カ国案は<日本案>である。何故そうするのか、所謂、民主主義国のインドやオーストラリア、ニュージーランドの3カ国を増加して中国を牽制しようとの思惑がある。そうであれば命名が【アジアサミット】か【アジア共同体】でいいのではないか、と早くも異論が出ている。何よりも実効・実行面で疑問を呈している。命名がどうのこうのではなく内実、実行・実効面が問われているのである。マハティール構想の原初にかえって再構築し実り有る会議としたい。その現状・実体は「経済面」にシフトし比重をおいた構想であるが安全保障面にも配慮し政治的結びつきを寧ろ深めるべきである。軍事面で台頭する中国、北朝鮮(ASEANは北朝鮮との友好国が多い)に対して共同して圧力をかける、その面からは<日本案>即ちインド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた「16カ国案」が有効であると思う。・・・翻って首脳外交を省みると首脳サミットも形骸化しているとの指摘があり国際的な外交の在り方も問われている。日本の【主張する外交】が何処で力量を発揮し他国の承認を得るか正に正念場である。日本のリーダーシップが如何なる形で世界に通用するのかも問われている。内憂外患こもごもだが外交の実り有る成果で国内の支持率を上昇回帰させ、名誉挽回の機会でもある。4月の統一地方選も7月の参院選にも弾みがつく。 ―私のスタンスは事の真相そのもので、マクロ的複眼思考で私見を開陳、披瀝している、一党一派に偏しい事を心掛けている―。前回でも述べたことだが懸案の国内問題の解決を容易にするのが、内政の延長である「外交」の実績に掛かっている事を考えると疎かに出来ない。国内の実効ある問題解決は懸案の外交の実効ある解決に連動する、そのスタンスで国際問題・未解決の懸案事項に全力を傾注して取り組んでもらいたい。今回の「外交」という<東アジアサミット><欧州歴訪>も国内の統一地方選、参院選にも弾みとなって良好な結果を齎すことは論をまたない。民主党も足で稼ぐ選挙戦に命運を賭けている。国民も与野党の動向に耳目を集中している。内輪の金銭問題で足を掬われない様に心掛けて天下国家の切実な懸案に全力を傾注し実り有る成果を出してもらいたい。国民の切実な願いである。今後の与野党の活躍に大いに期待したい。双方とも全力を出して頑張ってもらいたい。・・・


命運賭けた4月前哨戦 7月天王山 軍配予想は!?

2007年01月15日 | Weblog

今年は初っ端から選挙の当たり年である。4月の統一地方選、7月の参院選、既に終盤に差し掛かっている、と言われている。自公民にとっては永続的な政権維持の重要な選挙であり野党にとっては千載一遇の政権奪取の又とない機会である。双方にとって文字通り命運を賭けた天下分け目の一大決戦である。大仰にしても過言ではない。政策提言も全てその選挙に収斂している。国民も衆知の事実、暗黙の了解だと承知はしているが政党政治なるが故に黙視・黙殺しているに過ぎない。直近は外交にシフトしているが内政にも眼を転じてみたい。東アジアサミットや日中韓首脳会談、北朝鮮核放棄、イランの濃縮ウラン問題、ロシアとベラルーシのエネルギー問題・ベラルーシ経由の原油・天然ガス輸送の確執、イラク・中東(パレスチナ)・テロ問題、BRICsの台頭、イラク大統領のシリア訪問、ソマリア、カンボジア等々・・・挙げれば限が無い。首脳会談の共同声明が気になりWTOやFTA,EPAが縦横に絡み合って政治、経済の様相を複雑にしている。かかる現状はエネルギー・資源の争奪戦に外交の比重を占めている。人類絶滅の危機・核の問題も外交の重要課題として世界の耳目を集め注視されている。国内に眼を転じると、特に安倍内閣を取巻くブレーンのカタカナ語の乱発には辟易している。日本の伝統文化を最重要政策として掲げているからには美しい日本の国の言語、日本語で表現してもらいたい。―余談になったが政治・経済用語の解説、カタカナ語の意味を丁寧に解説する努力をしないと新聞の読破さえ出来ない―。そこで本旨に入る。・・・知人友人隣近所の声に応えて私が調べた選挙に纏わる事例に的を絞って解説したい。・・・

●統一地方選挙(4月)・・・都道県知事から市町村議員までの計<1,121>の選挙を言う。・・・

△4月8日<県知事、道府県議員、政令市市長・市議員>選挙。

△4月22日<政令市以外の市長・市議、町村長・議員>選挙。

●参議院選挙(7月)・・・3年に一度の選挙。・・・

▲選挙区・・・73の議員の選挙(選出)。

▲比例代表・・・48の議員の選挙(選出)。

□計・・・121議席。

現時点では自公民連立与党が過半数であるが改選の対象議員は小泉フィーバーの人気で当選した議員である。そのため安部政権の支持率低下に歯止めが効かず低迷すると選挙の結果に重大な支障をきたす。国民の審判がどう下るかその結果を待ちたい。・・・

 


安倍首相 麻生外相の欧州歴訪の意義と成果!

2007年01月14日 | Weblog

安倍首相が西欧4カ国、麻生外相が東欧4カ国 計8カ国をそれぞれ歴訪した。西欧は 英国、ドイツ、ベルギー、フランスの4カ国、東欧はルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、スロバキアの4カ国である。冷戦後、思想的に破綻した東欧諸国が自由と民主主義の基に新たな国づくりを目指して邁進している。そういう民主化の途上にある欧州・東欧を歴訪し米国一辺倒の日米関係を新たな視点から見直そうとの思惑もある。日米同盟を基軸とするも視野を欧州諸国に広げ疎遠になりがちなEUとも政治的・経済的に共通の基盤を確立し相互依存・共存の道を模索する事にある。先の米国の中間選挙の結果を踏まえレイムラックの体にあるブッシュ政権との従来の同盟関係を堅持しつつも欧州との政治経済的構築に今回の歴訪の意義がある。日本周辺の波頭高い脅威に欧州との緊密な関係を構築して当たる。台頭する中国の軍事的脅威に対抗し阻止する意義もある。北朝鮮の核の脅威と開発に歯止めを架ける意義もある。核による抑止力を喧伝する国是を持たない日本の外交は平和憲法の基に展開しなければならない。他国に核の脅威を与えない穏やかな日本外交を展開し承認させるべきである。安心して日本と政治・経済的関係を構築できると承知させることである。具体的には日欧と重要なパートナーシップを確認し連携を図る。対中国への武器輸出禁止措置の解除に反対を表明し各国首脳会議で伝えた。対ロシアへはエネルギー問題に関し輸出国・需給国としての自覚と責任を促し需要国の立場に十分、配慮する行動を促した。・・・とりわけ安倍首相がフランスのシラク大統領に国連安全保障理事会改革に関して主要国と協議し具体案策定の方針を表明したのに対し大統領は日本の安保理常任理事国入りを支持した。その事に関し更に安倍首相はフランスをはじめ主要国の考えを聞きながら柔軟に具体案を検討したいと強調した。大統領は日本のいない安保理はばかげている、とも言明し常任国入りを強く支持すると強調した。首相は北朝鮮の核、ミサイル、拉致の問題にも協力を要請した。対する大統領は日本と全く同じ考えだ、拉致に関しては日本と思いと怒りを共有する、解決に向けて全面的に協力すると約束した。国連の場で日欧両国が北朝鮮対応で緊密に連携する事でも一致した。しかし懸案の対中国への武器輸出禁止解除については考慮する、に留まった。首相は東アジアの安全保障環境に影響を及ぼす、と反対を表明したのだが解除推進派である大統領は明確な回答を避けた。その他、両首脳はイランに対して国連安保理決議を履行しウラン濃縮活動を停止して国際的な交渉の場に復帰するよう働きかける事でも合意した。今回の欧州・東欧歴訪は日本にとっては初めての参加であるにも関わらず一応の成果を挙げた事を高かく評価すべきである。米国一辺倒ではなく世界を視野に入れて今後の外交を展開すべきである、と思う。・・・

 


日本の核武装の可能性と北朝鮮の核の実体!?

2007年01月13日 | Weblog

米国の【「脅威」に関する年次報告書】 (11日、上院情報特別委員会に提出)でネグロポンテ国家情報長官<米国情報機関を統括する責任者>は日本の核の可能性について言及した。「北朝鮮が国連制裁決議を無視し今後も核の開発を続行すれば核の脅威は増大し北東アジアの国が核開発に踏み切る可能性がある」と暗に日本の核開発の可能性についての認識を示した(新聞報道)。―北朝鮮の核の標的が日本に向けられている事は衆知の事実である― 米国の情報機関が北朝鮮の核開発・実験、ミサイルの発射について公表したのは初めてである。去年の麻生外相、中川自民党政調会長の核保有論議の経緯を踏まえての発言を念頭においてのものである事は容易に察しがつく。それだけ米国政府内においての日本の核武装論への懸念の顕われであろう。一方、北朝鮮の現段階に於ける核の実体についてメイプルズ国防情報局長(国防総省傘下)は別の報告書で北朝鮮は米国に到達可能な核を搭載できるミサイルを開発しておりそれは次の通りである。

1.<長距離弾道ミサイル>(テポドン2号)の開発を続行中である、と言明。別の新たな

2.<中距離弾道ミサイル>と

3.<短距離弾道ミサイル>(固定燃料使用)も開発中であると報告した。さらにテポドン2号の発射失敗にもかかわらず6発の

4.<戦域弾道ミサイル>の発射に成功しており在日米軍及び在韓米軍や同盟軍を標的にする能力がある、と警鐘を鳴らした。

そういう北朝鮮のスタンスは収斂するのが「6カ国協議で交渉を有利に行う狙い」にある事は論をまたない。又、交渉の前提が米国の金融封鎖の解除にある事は衆目の一致するところである。金正日総書記は<政府、軍部、労働党を手中に治め磐石の態勢・体制を堅持しその崩壊が直近に起こる可能性はない>、とも報告している。他国へのミサイル輸出は減少しているもののイラン、シリアとの強固な協力関係は続いており懸念は絶えない、とも警告している。・・・翻って我が国の北朝鮮の脅威に対する安全保障の対策は万全だろうか!?・・・かかる現実だからといって姑息で拙速な対応だけは避けたいものである。核に対する脅威の抑止力は核保有の報復でもって対処できると考えるのはそれこそ拙速である。戦前回帰を想起させる様な論者・識者のシンクタンクが為政者(とりわけ内閣)の周辺を取巻いている現実・現状には寒心に堪えない。世論の鈍角的圧力で底辺から<いつか来た道>を二度と再び踏ませない世論づくりが今こそ、必要な時期(とき)はない。日本の良識に訴え唯一の被爆国の責務と使命は核をこの世界から廃絶するである、との自覚を全日本国民が堅持し末端まで浸透させる事にある。そして実り有る行動を興し核廃絶の運動を展開することである。その運動・行動は必ずや為政者の良心に届き真に平和な世の中が到来する事が可能になる。それは私達の<見果てぬ夢>ではなく現実に実効ある運動であり政策でもある。・・・

 


「東アジア共同体」への道 険しくとも!・・・

2007年01月12日 | Weblog

最近、「東アジア共同体」が、しばしばマスコミの話題になりその意義が強調される様になった。関係諸国の覇権争うも喧しくなり熾烈になって来た。そもそもその役割や意義は何なのか、意義と経過と構成国を調べてみた。・・・貿易の自由化が提唱されWTOやFTA・EPA等二国間及び多国間協定の経済の仕組みづくりが盛んになったのが原因である。WTOの行詰りの打開策として注目されてきたからである。「東アジア共同体」とは・・・<ASEAN(東南アジア諸国連合)+3(日本、中国、韓国)>の経済共同体で2,005年12月にマレーシアのクアラルンプールで「東アジア・サミット」が開催され首脳の話し合いが持たれたのが始まりである。日本は日米同盟を基軸としている関係上、米国に配慮してインド、オーストラリア、ニュージーランドの3国を加えた緩やかな連合体を提案しているのが現状。―EAEC(東アジア経済協議体)でマレーシアの前マハティール首相が1,990年に提唱した構想でASEAN諸国と日、中、韓を加えた地域連合体。米国を抜きにした構想に当国が猛烈に反対しているのだが―・・・その険しい道程と経過を紐解くと・・・

 ●ASA(東アジア連合)<1,961年 タイ、マラヤ連邦(現マレーシア)、フィリピンで結成>→ASEAN(アセアン・東南アジア諸国連合)<タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールの5カ国で創設>【1,967年、ASAを前身に「バンコク宣言」によって結成】→ブルネイ(84年1月加盟)、ベトナム(95年7月加盟)、ラオスミャンマー(97年7月加盟)、カンボジア(99年4月加盟)で「10カ国体制」が成立。・・・

▲日本は(日米同盟の関係上、米国に配慮<ゆるやかな連合体>を提案。

▲中国は(03年5月、NEAT<アジア・シンクタンク・ネットワーク>を提案。

▲韓国は(02年11月、EAF<東アジア・フォーラム>を提案。1,997年~1,998年、アジア経済危機を乗り切る為に「東アジア・サミット」を定例化し今日に至っている(97年12月、ASEAN+3首脳会議)。

■主な経済共同体・・・ △ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国。

△EU(欧州連合)25カ国<イギリス、フランス、ドイツ等・・・>。

△NAFTA(北米自由貿易協定)3カ国<カナダ、メキシコ、アメリカ>。

△MERCOSUR(南米共同市場)4カ国<アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ>。

この様な体制が執られる様になった背景には経済の規制緩和に呼応しWTOの行詰りの打開策として模索した結果である。東アジアの先導によって経済、金融、通貨問題の解決を目指した構想である。今後、どういう成り行きになるのか注目したいところである。・・・

 


富の偏在が格差拡大を増幅 <世界の貧富の現状>!

2007年01月11日 | Weblog

何時の世でも持てる者と持たざる者との格差は在った。独裁政権の下では尚更、顕著だった。貧富の差が本来、平等であるべき人権をも蝕み上下・格差に拍車をかけた。持てる者の贅沢三昧の飽食が肥満を生み社会問題を齎(もたら)した。眼を途上国に転じると大人はもとより飢餓に喘ぐ子供達の実態が浮き彫りになる。年間の餓死児童数は枚挙に遑(いとま)が無い。先進国と途上国、北と南の言い古された格差の文言の内実は現在でも縮むどころか益々、拡大の一途を辿り、顕現している。米国が主導するグローバル・スタンダードの光と影、その影の投影は至る所に波及し問題を醸(かも)している。例の市場原理の競争と規制緩和が世界を席捲し影の部分を増幅した。世界の富を俯瞰すると歴史的経過の集積の上に市場原理の帰結が加味され更なる富の蓄積を齎した。因みに貧富の割合を観ると世界経済研究所(国連大学)の個人資産調査の結果は次の通りである。・・・

●<世界人口の1%が個人総資産の40%を所有>。

●<貧困層[世界人口の半分]の総資産は1%>・・・にしか過ぎない。筆舌に尽くし難い程の「格差」である。別の指標で観ると・・・

□「世界の個人資産は<125兆ドル=1京4,375兆円>。

□<2万6,000ドル=286万円(1ドル、110円換算)>(1人当たり)。

◎日本は ▲<18万1,000ドル=1,990万円>(1人当たり)。

◎米国は ▲<14万4,000ドル=1,585万円>(1人当たり)。

◎インドは▲<1,000ドル=11万円>。

飽食地帯と貧困地帯の格差も拡大しその解決が迫られている。世界の飢餓人口は―<8億人>―で生存の保障さえない。かかる世界の現状に鑑み私達、日本国民はどう対応すべきか一人一人の課題であり宿題である。政治の役目・役割も国民の付託を受けているからには然るべき政策で具現するのは当然である。飽食と肥満に悩む贅沢病に罹りメタボリック症候群を併発している現状に私達はどういう対処すべきか、どういう処置を執るべきか、真摯に考えるべき時期に来ているのではなかろうか・・・。翻って遠因を見通すと、こういう世界の現状では国際紛争が宗教上の問題とも絡んで益々、複雑化し富の分配をも巡って収拾が尽かない袋小路に陥っている。自国の経済優先の政策ではエスカレートの循環・連続・連鎖に陥るだけである。喫緊の国内問題の懸案・案件の解決と並行して世界の現状に想いを馳せ複眼的思考で問題の所在を俯瞰し大所高所からの独自の解決を見出して世界に貢献すべきである。かかる日本の使命・スタンスを内外に披瀝し貢献すべき時期ではなかろうか。複眼的眼力で世界を観る「ゆとり」を持って対処していきたいものである。・・・

 


防衛省 非核三原則 専守防衛 文民統制 死守せよ!

2007年01月10日 | Weblog

昨日9日に<防衛庁>が「防衛省」に昇格した。1,954年の防衛庁設置から半世紀余の悲願?達成である。安倍首相の、自民与党の、長年の念願が叶えられた画期的出来事である(与党自民党サイドの悲願)。野党 民主党も賛同し圧倒的多数で可決成立した。防衛大臣が首相経由であった予算要求や法案提出も独自で可能になった。防衛出動も独自で要求できる。大幅な権限行使が可能になった。安倍首相も「戦後レジーム(体制)から脱却し新生日本の国づくりの基礎となり大きな第一歩となる」と自画自賛した。かかる日本の現状体制に北朝鮮の脅威が日増しに増幅する今日、懸念される事態も続出した。朝鮮半島の不穏な動きは日本の核の保有論議に拍車をかけている。そういう現状に安倍首相の 集団的自衛権の行使 が可能になる個々の事例の研究云々の指示は気になる。日本を取巻く環境は安全保障の面で確かに危惧される。非核三原則が済崩しにされないかと懸念される。<刻の持ち込み>は黙認され公然の秘密とされている風評さえ流れている。米国公文書館の地下深く眠る機密文書・資料の発掘、渉猟に命を賭けている御仁もいるとか・・・。その風潮を察知してか久間防衛大臣は非核三原則、専守防衛、シビリアン・コントロールは今後も堅持していく、と明言した。首相・官邸サイドは、どうなのか、「集団的自衛権の行使」を可能にし、連動する関連法規を整備して「恒久法」の成立を目指している。国連軍や米国の後方支援が円滑に機動力を発揮する体勢・体制を確立したいとの思惑である。現在の自衛隊の活動はカンボジアやゴラン高原での国連平和維持活動(PKO)と航空自衛隊のバグダットの空輸活動に当たっている。<イラク復興支援特別措置法>に基づく行動である。インド洋では海上自衛隊が<テロ特措法>によって米国艦船に燃料の補給活動を行っている。その他、インド・スマトラ沖地震の国際救援活動も行っている。この様な対応はその場しのぎの付け焼き的行動と揶揄されてきた。そういう現状から個々の時限立法での対応には限界があるとの認識で一括した恒久法の制定を痛感しその法制化を目指している。・・・この様な動き・動向に対し戦後60有余年、平和裡に経済の発展に邁進できたのは一貫して平和憲法を堅持したからだと識者は現憲法を擁護する。非核三原則、専守防衛、文民統制を世界内外に是認・容認させたからこそ日本は尊敬され平和と安全の保障を砦に世界から承認されたのだ、と・・・。私もその考えに万全の信頼をおく。北朝鮮が核保有国を誇示しそれをカードに自国の生き残りを賭けている現状に日本は右往左往し狼狽してはならない。<眼には眼を>の日本の昨今の風潮に良識ある国民はノーを突きつけないといけない。核の報復は決して最終・最高の手段ではない。周辺国をも巻き込み自他共に破滅の道を選択する事に繋がる。一度、立ち止まって冷静に熟考・熟慮して平和裡に行動を執るべきである。日本の良識は世界の良識に承認され尊敬される国柄となるべきである。喧しい今日、日本の良識が世界の良識の府になる事を切望する。

 


エグゼンプションは日本の労働風土には馴染まない!

2007年01月09日 | Weblog

ホワイトカラー・エグゼンプションは日本の労働風土には馴染まない。何でもかんでも直ぐ米国の真似をして早急に取り入れる遣り方は、どうかと思う。第一カタカナ語そのものが事の真相を難しくしている。ホワイトカラーの<適用除外>と訳されているが何のことはない。結論から言うと幾ら働いても労働基準法の1日8時間、週40時間を無視して<適用除外>にし割増し賃金等の時間外賃金を支払わない、という事である。問題は山積し長時間労働で「過労死」を助長するのに直結する。労組の反対理由である。厚生労働省は労働時間に拘束されずに自由に自分の都合によって働き、自由裁量で成果を出せる。IT労働等は時間の長短ではなく質で結果を出し勝負して成果を挙げる事が重要である、と取り入れる理由を強調する。詳細に観る事にする。厚生労働省の諮問機関「労働政策審議会」は日本版の「ホワイトカラー・エグゼンプション」つまり労働基準法に定める時間外労働(残業)の25%の割増し賃金を<適用除外>にして労働者が長時間働いても残業代を支払わない、という事である。対象者は管理職一歩手前の年収400万円以上(日本経団連)、900万円程度(厚生労働省)の新製品の研究開発部門や情報処理システム設計等の専門業務としている。来年の通常国会での法制化を目指している。発端は昨年3月の閣議決定で「規制改革・民間開放推進三カ年計画」によって<自律的労働時間制度の創設>をうたった事にある。参考にしたのがアメリカ版の所謂、「ホワイトカラー・エグゼンプション」によっている。他国と比較しても日本は今でも長時間勤務を強いられている。労働基準法の法定時間と残業を加味した総労働時間は総務省調査で<週60時間、1カ月80時間以上の残業>である。過労自殺や労働災害に繋がっていると指摘されている。おまけに有給休暇も減少している。一度、取り入れると、適用範囲が拡大され瞬く間に他の職種にも波及し肉体労働者にも適用されて済崩しにされる事が懸念される。大企業と中小企業とでは同レベルで論じられない問題でもある。・・・指摘した通り<残業代0円>の制度では肉体労働者の生活給的残業代が皆無になり一層、生活が困窮し死活問題に繋がる。連動して「労働基準法改正」が更なる改悪となる。この制度が国会に上程される前に阻止する必要を痛感する。公明党も反対を表明している。自民与党内にも慎重論があり時期早々との大方の見方である。・・・

付記:「頭脳労働など成果に応じて処遇する仕事や、情報機器の発達で労働時間にしばられない仕事が増えている。工場労働をモデルにした現在の規制を一律にかけるのは適切でない」と最優先、導入を求めている(日本経団連)。「仕事の質や量、日程にまで裁量ある者は多くない」と今の時点での導入に疑問を呈しているのが経済同友会。「長時間労働を助長しサービス残業の合法化につながる」と反対を表明している日本労働組合総連合会。さて、貴殿の見解は?・・・

 


伝統文化の掘起と再生と復活で地域の格差是正を!

2007年01月08日 | Weblog

都市と地方、正規社員と非正規社員、中高年と若者、世代間の格差、勝ち組と負け組・・・挙げれば続出する。指摘されてから久しい。官民挙げてその是正に奔走しているが成果が上がらない。市場原理・経済による規制緩和の負の遺産である。一部の識者の指摘ではブッシュ政権の終わりと始まりでネオコン・新保守主義は終焉を向かえ新たなる枠組みが登場する、と。グローバルスタンダードは知のフレームの新生で激変すると先見の明を披瀝している。私も賛同する一人である。日米同盟を基軸とするスタンスには近未来、変更はないものと思う。軍事力、経済力、資源力等においてここ数十年は圧倒的に米国が優位を保持している。台頭する中国やインド、ロシアでも遥かに及ばない。でも米国一辺倒の従来の日本のスタンスは変更を余儀なくされる時期にきているのではなかろうか・・・。知のアンテナを四方に広く張り巡らし日本の近未来に適合する枠組みを再構築する必要性が迫られている。右往左往する事なく熟慮・熟考すべき時期に来ている。一国独自の政経枠組みの構築では最早、通用しない。全ての枝葉末節に至るまで世界の事相・事象・事態に連動しているからである。何れにせよ資源小国の日本は資源加工を堅持しつつも人材と技術・サービスで世界と互角に渡り合わなければならない。諸々の手法を取り入れつつ生き残りを賭けなければならない。翻って国内の格差縮小も平行的に解決すべき喫緊の課題である。地方、過疎地といえども生活はおろか生存さへ保障されない窮地に追い込まれている。政治はそこにこそ光を当てなければならない。同時に地域自体も自助努力で生活の糧を得るために生き残りを賭けて必死に開拓する智慧を出して新たなる地平を切り拓くべきである。その取っ掛かりが地域に埋もれた伝統や文化の発掘であり再生・復活である。どの地域にも祖先が営々として築き上げたその地域独自・独特の文化があり伝統がある。そのオンリーワンを目指して再生し復活させ全国にアピールして足を運んでもらう事である。<地域の再生・復活は地域の手>で、を合言葉に推進すべきである。全国に公募してアイディアを募り広告する。地方紙を駆使すれば記事として取り上げ無償で掲示してくれる。智慧の出しどころで勝負を賭ける。先進県の事例が数多あるので、それを参考にして活用すればオンリーワンの秀逸の事例を生み出せる。企業流出に悩む大阪府に「天満天神繁盛亭」がオープンし賑わいをみせている。これも観光客誘致の起爆剤となった。上方文化の伝統を取り戻した例である。5000万人の観光都市 京都でも更なる誘致で工夫を凝らし商議所のハイテク企業が小倉百人一首文化財団を設立し「時雨殿」を嵐山にオ-プンした。地域の伝統的文化力に注目した創出である。過疎に悩み閉鎖寸前の村落が再生する切っ掛けは、その地域独特・独自の伝統文化の掘り起こしに賭ける情熱である。アイディアでの勝負ある。もう一度見直そう!吾が村の文化を!伝統を!復活の鍵は、そこ等に幾らでも転がっている。掘り起こそう!祖先伝来の吾が村の希少価値の文化を!! 離島・山村出身の私の願いでもある。・・・


<武道>を小学校教育課程に テレビ討論を視聴して

2007年01月07日 | Weblog

賛否二組に分かれての討論を視聴した。お笑いタレントと現役の政治家 その他、要人?の方々のプチ真剣でホットな討論に苦笑しながら観た。ある時は鋭く、ある場面では笑い転げながら肩が凝らずに視聴できた。そういう番組をもっと多く取上げてほしいと思った。本音が聴けて建前が引っ込む庶民の番組だと企画したプロデューサーに敬意を表した。有り体に言えば<体を鍛える>・<精神を鍛える>、<長幼の序>、<礼儀正さ>、<あいさつ>等々が身に付く・・・と言われているのが<武道>を小学校で教える意義だと説く。確かにそういう側面があり模範解答であると思う。長年の経験から体験から、その道の長老や師範は熱心に真摯に説いて普及に努めている。どちらかと言えば私も賛成である。しかし「武道」を小学校の<教育課程>に、という提案には戸惑いを感じた。思いもしなかった突飛な提示だったからである。成る程、いじめ、自殺等が、いたいけな児童・生徒の小中校段階から頻発している現在、打つ手なしの現状に、一面、効果があるのでは、と考えるのが普通である(異論もあるのは当然だと思うが・・・)。決定打を見出せない試行錯誤の段階では気長に成り行きを見守るのも強ち意味のない事だとは思わない。現実に民間では武道塾、武道教室として実績を挙げていることなどから考えると推進したいくらいだ。当人の児童・生徒(親御さん)が自主的に<習い事>として修得・修練・体得するには、やぶさかではない。でも、それが国家で、公教育として文部科学省の音頭とりでやる事自体はどうなのかなあ、と考えざるを得ない。実際、採り上げるとなると体育としての教科で位置づけるのか教科外としてのそれか、又はクラブ活動としてか、必修か選択か等々・・・カリキュラムとして正規に位置づけるには相当、論議しなければならない。連動して自民・公明の与党の各教育審議会、文部科学省の中央教育審議会、官邸サイドの教育再生会議等での整合性を執っての教育課程の位置づけなど解決すべき課題は山積している。幼児段階から実施すべきだとか、喧々囂々、百家争鳴の収拾のつかない論議が予想される。でも、そういう教育の国家大計の難題に口火を切ったテレビの威力に敬服した。下らない番組を垂れ流すよりは喫緊の日本の課題を取り上げて世論を誘導するのもマスコミ、ジャーナリズムの使命だと思う。論議の端緒を切った今日の番組はそれなりに価値があり関心を惹き付けた優れた企画だったと思う。そういう日本の懸案事項、喫緊の課題を茶の間に提供する事も視聴率を高める一つの方途だとは思うのだが超優良番組?の提供そのものに敬意を表する。更に頑張ってもらいたい。貴テレビ局の奮闘を今後も期待します。・・・

 


平成19年 世界・日本のニュース概観(2)!

2007年01月06日 | Weblog

前日に引き続き今日(きょう)も予想される世界・日本のニュースを概観し激動の今日(こんにち)を逞しく生きる糧にする。日々の事象・事態も全て世界の出来事に連動している。時空が狭まり地球の裏側の事件・事故も瞬時に遠近なく駆け巡る。続編 年間カレンダーを掲げる・・・

●1月・・・1日(月)ドイツが主要国(G8)首脳会議と欧州連合(EU)にブルガリア、ルーマニアが加盟。2日(日)東京都港区に国立美術館が開館。3日(月)南極の昭和基地開設から50年。

●2月・・・1日(木)プロ野球 キャンプイン。18日(日)陸上 東京マラソン2,007。23日(金)国連子どもの権利条約第11回締約国会議(ニューヨーク)。25日(日)第79回アカデミー賞発表・授賞式(米ロサンゼルス)。

●3月・・・19日(月)フィギュアスケート 世界選手権(~25日、東京都)。24日(土)プロ野球 パ・リーグ開幕。30日(金)プロ野球 セ・リーグ開幕。月内 奈良県明日香村の高松塚の石室解体開始。

●4月・・・1日(日)離婚時の夫婦の年金分割制度がスタート。レジ袋有料化などゴミ削減を業者に求める改正容器包装リサイクル法施行。米大リーグ開幕。8日(日)統一地方選知事選・政令市長選。22日(日)衆参統一補選。統一地方選。市区長選。フランス大統領選。・・・

●5月・・・4日(金)第59回国際捕鯨委員会年次総会(~31、米アンカレジ)。6日(日)第40回アジア開発銀行年次総会(~7日、京都市)。16日(水)第60回カンヌ国際映画祭(~27日)。

●6月・・・6日(水)主要国首脳会議(~8日、ドイツ)。23日(土)慰霊の日・沖縄全戦没者追悼式(糸満市)。第31回世界遺産委員会(~7月1日、ニュージーランど)。24日(日)全国植樹祭(北海道苫小牧市)。

●7月・・・1日(日)香港が英国から中国に返還されて10年。祇園祭(~31日)。月内 参院選。国際オリンピック委員会が総会で2,014年冬季五輪開催地を決定(グアテマラ市)。

●8月・・・2日(木)関西空港新滑走路の供用開始。6日(月)原爆死没者慰霊式・平和祈念式(広島市)。8日(水)北京五輪開幕まで1年。9日(木)原爆の日の平和祈念式典(長崎市)。15日(水)全国戦没者追悼式(東京都)。25日(土)陸上 世界選手権(~9月2日、大阪市)。

●9月・・・8日(土)アジア太平洋経済協力会議首脳会議(~9日、オーストラリア)。17日(月)日朝ピョンヤン宣言から5年。29日(土)日中国交正常化35周年 国民体育大会・秋田わか杉国体(~10月9日)。

●10月・・・1日(月)日本郵政公社が解散、郵便局株式会社などが発足。16日(火)第60回新聞開会(~17日、長野市)。27日(土)プロ野球 日本シリーズ開幕。28日(日)衆参と統一選。月内 甲子園球場の改修工事開始。

●11月・・・14日(水)ユニバーサル技能五輪国際大会(~21日、静岡県)。19日(月)第5回火山都市国際会議(~23日、長崎県長崎市)。22日(木)ゴルフ ワールドカップ(25日、中国)。

●12月・・・3日(月)アジア・太平洋水サミット(大分県別府市)。16日(日)富士山の宝永噴火から300年。月内 韓国大統領選。ロシア下院選 下旬。金融庁が銀行窓口での保険商品の販売を全面解禁。

付記:参考資料(全国紙・地方紙)

 


平成19年 世界・日本のニュースを概観(予想)!

2007年01月05日 | Weblog

今年、2,007年も世界は目まぐるしく変動するであろう。日本も今夏の参院選を筆頭に選挙の年になる。日本の針路はどこを向くのか・・・、安倍内閣の行方は混沌として視界が見えにくい。4月の統一地方選を端緒に7月の任期満了に伴う半数改選の参院選がある。自公民にとっては命運を決する天王山である。次期政権を狙う民主党にとっても最後のチャンスとなる。どちらにしても拮抗した鬩ぎあいが予想される。25日から通常国会が始まるが慌しい政界が又、日本中を巻き込む。小泉劇場型の派手さはないが国民の日々の生活が懸かった懸案事項が山積している。今年1年、予想される案件・懸案を俯瞰する。・・・

●政治・・・4月の統一地方選、7月の参院選、憲法改正案及び連動する国民投票法案、自民党幹事長 中川氏の三ツの矢 公務員制度改革、社会保険庁改革、教育改革の関連法案等々が山積・・・

●経済・・・消費税増税法案、少子化、高齢化、正社員及び非正社員(ニート、フリーター、パート、アルバイト、派遣社員、契約社員等の短期労働者)との賃金格差、M&A、TOB,三角合併等々・・・

●社会・・・昭和基地開設から50年に因み第48次観測隊によるオゾン層観測及び土壌調査、憲法記念日の改憲集会、飛鳥美人壁画のカビ除去、高松塚古墳石室解体、ライブドア&村上ファンド判決・・・

●科学・・・京都議定書10周年による最新研究成果報告書の発表、月探査機セレーネH2Aロケット打ち上げ、土井隆雄さん米スペースシャトルに搭乗し国際宇宙ステーションの日本実験棟の構造物取り付け、青森県六カ所村の日本原燃再処理工場で日本初の商用再処理施設が本格稼動・・・

●スポーツ ・・・8~9月に大阪で世界陸上選手権開催、東京フィギュアスケート世界選手権開催、サッカー 7月アジアカップ、2月からアジア予選、11月野球五輪予選、プロ野球初のクライマックスシリーズ、女子ゴルフの宮里 藍の米ツアー等々・・・

●国際・・・核に纏わる北朝鮮の動向と6カ国協議の行方、米金融制裁の断行・解除と再核実験、東北アジア・東アジアの情勢、イラクの米兵死者3,000人とブッシュ政権と民主党の動向、ポスト シラク フランス大統領選の女性候補の登場、韓国 ノムヒョン政権の行方と大統領選挙等々・・・

今年も眼が離せない世界の情勢である。日本はその動向にどう対処していくのか国内の懸案事項と喫緊の課題解決とを連動させながら対処を迫られている。

付記:参考資料(全国紙・地方紙)

 


ブレーク 亥・猪に纏わる五大雑事・雑学!

2007年01月04日 | Weblog

豚の祖先の猪に纏わる雑事を究めてみよう。農家にとっては農作物の被害で厄介者扱いである。猪垣を築き被害を最小限に食止める作戦を展開しても効果の程は芳しくない。イタチゴッコを繰り返してきた。頭がいいのか悪いのか農家泣かせである。猪突猛進の成句の如く脇目も振らず突進する性格である。西日本から東日本にまたがって分布している。雑食性で餌のあり場を探して移動する。農家の被害対策としては休耕地とか耕作を放棄した土地を<やぶ>にしない事だと言われている。性格は警戒心が強く臆病者で道の真ん中よりも端っこを恐る恐る歩く。異物・エサを与えても警戒して寄り付かない。家畜化した豚との対比では顕著である。豚は堂々と道の真ん中を我が物顔に歩く。好奇心も強く鼻をクンクン鳴らして人懐っこく近寄って来る。猪は時速40kmで藪や傾斜地を突進する。泳ぎも得意で 猪カキ で泳ぎきる。色盲なのか赤色は見えづらく灰色に見える事が分かっている。青色は良く見えるらしい。立体が見えないのは眼が顔の側面に付いているからだと言われている。発情期の求愛は左からが定番らしい。左からが右脳の感情野を刺激するからと。・・・

1.生活・・・藪の様な隠れる場所を好んで生活する。昼間は活動が少なく人気の無い処では歩き回る。オスは1頭で行動しメスは親子血縁のグループで活動する。湿地に転がりながら遊ぶのが好きである。体に泥をつけて虫よけをする。

2.分布・・・イノシシ科イノシシ属の哺乳類。家畜の豚の祖先。世界には30種類いる。日本にはニホンイノシシとリュウキュウイノシシの2種類が生息。西日本を中心に本州、四国、九州に分布。

3.体・・・特徴は口から出る牙、短い足、大きい鼻、全身は茶褐色の毛で覆われている。体長は1m~1.2mで体重100㎏~120㎏。牙は犬歯が伸びたもの。寿命は約15年。

4.繁殖・・・1年半で成獣になる。2歳で繁殖可。春から初春に4頭~5頭、子を産む。生き残るのは半数頭。子の体には白い縞模様があり「ウリ坊」と愛称されている。

5.エサ・・・雑食性でドングリの実、植物の根、タケノコ、きのこ、モグラ、ミミズ、昆虫等の動植物。

正月疲れを癒し心の安らぎを求めて亥・イノシシ狩にでも出かけるか・・・と空想を逞しくして心の平安を保つ。正月三が日、ご苦労様でした。忙しい日々の連続が待ち受けているが軽く受け流して遊び心で今年は猪突猛進しよう!!

 


イラク・イラン・北朝鮮と核 拉致で揺れる今年!

2007年01月03日 | Weblog

泥沼化したイラク紛争・内戦とテロの報復で益々、混迷を深めるイラク・中東情勢!引くに引けぬ米国の大義と国内の軋轢に揺れる米国、そのジレンマを背負いつつ今年も明るい兆しは見えにくい。亥の年は全てに猪突猛進がキーワードになるが果たしてどうなのだろうか、山積する内外の懸案・課題は多い。長期化するイラクに打つ手を欠いたまま今年も推移するのか、国連は?米国は?決定打を打ち出せないまま迷走している。超党派の「イラク研究グループ」の政策見直しの報告書を受けて新たな政策の立案を迫られている。対話による融和政策に活路を見出すのか更なる兵員増強で従来の政策を断行していくのかブッシュ政権は正念場を迎えている。あまつさえイランのウラン濃縮問題も突きつけられ国連の制裁決議にも馬耳東風、一片の紙切れだと一蹴に付された。眼を北東アジアに転じると北朝鮮の核実験・保有問題が懸案になっている。6カ国協議を骨抜きにされかねない北の横暴さに又、頭を悩まし関係5カ国は翻弄されっぱなしである。ここも決定打を欠いたまま今年も推移していくのか。思慮し考えるだけで焦燥感に陥る。問題の所在の一端は米国のダブルスタンダード・二重基準にある。友好国のイスラエルの核保有は黙認しインドにはNPT(核拡散防止条約)に未加盟でありながら原子力関連輸出を促す法律を成立させ公然と黙認している・・・。日本の立場はどうか、世界で唯一の被爆国でありながら責任ある閣僚と与党幹部の核論議容認には絶句する。いやしくも非核三原則を国是としている現状をどう認識しているのか、閣内の不協和音が早くも露呈した感は拭えない。政権当事者は対外的には一糸乱れぬ整合性ある体勢で当たるべきだと思う。個人の見解を開陳し披瀝するなら閣僚を辞し閣外で堂々と戦陣を張って主張すべきだ。それが閣内・閣僚の最低のルールだ・・・。あまつさえ懸念される材料は揃った。防衛庁が防衛省に昇格し堂々と核の論議がなし崩し的に罷り通る。但し非核三原則の「核の持込」は疑惑を通り越して現実に黙認されている、との風評が流れている。これもなし崩し的に核保有にまで発展する気配が濃厚である。米軍再編の最重要課題、普天間飛行場の移設先、辺野古沿岸も喫緊の懸案事項である。一部容認の懐柔策をちらつかせながら政府案の容認を前提に関係市町村への経済的支援策を打ち出している。ギブアンドテイクの論理だ。ここもなし崩し的に政府の思惑通りに推移するものと思う。人口減、少子化、高齢化、医療保険、年金、税制、ベビーブーマー・団塊の世代の「07年問題」に連動する退職金の負担増、年金、労働人口減等々で課題、山積である。今年も国内外の諸問題の解決に翻弄される年になりそうだ。国と個人との解決すべき課題・問題を独自に明確にして個々人の出来得る事には微力を投入していきたいものだと思う年頭である。・・・

 


ふらりと一人旅への衝動は安やぎと癒しへの旅路!

2007年01月02日 | Weblog

時間を断ち、情報を一切シャットアウトし、一人、幽玄の世界に浸る衝動に駈られるのは強ち私一人ではあるまい。情報過多にドップリと漬かった日々を送っている現代人には必要、最小限の心のケアなのではなかろうか・・・。――心の安らぎと癒しが清新な心を取り戻す!!――・・・かつて数十年前、仕事で沖縄 八重山に赴任したことがある。あの雄大な大自然に鎮座した陸と海との見事な調和、自然の造形美が醸しだす不思議な光景は今でも私の脳裏に鮮やかに浮かび上がる。裏石垣への道すがら飛び込んでくる絶景は大陸的な雰囲気さえ感じさせる。見渡す限り山間(やまあい)の麓まで続く田畑は、今では沖縄本島には見られない田舎の原風景となって郷愁を誘う。かつての想い出を想像反芻するだけで身の震えを覚える。今年の夏あたり、ふらりと一人旅にでも出かけようか、と決意をする心境になる。裏石垣の<野底マーペー>には数回、登頂した事があるがそこから見渡す眼下の光景は筆舌に尽くしがたい程、形容しがたい光と風と海・陸との見事なハーモニー・調和に言葉を失う。神の贅沢な造形に又もや身震いする。そこに選ばれた祖先伝来の八重山の民は選民として大いなる誇りを誇示し謳歌してもいいのではなかろうか、と直言したい程だ!その事をかつての同僚・親友に伝える旅にしようかと今からワクワクしている。Z.TやK.Mなどの友人と酌み交わす酒の味に舌鼓をうちながら四方山話に時空を超えて思いっきり時を浪費したい。現代人の心のケア、命の洗濯だ!! 心意気の合う首里の親友も連れ添って馳せ参じ様かと思う。全てにチャレンジャーで好奇心旺盛な彼のこと、かつての滞在地、西表舟浮きの宿舎を訪問するのもこれ又、旧交を温める機会になろう。空虚な心に郷愁を駆り立てられながら今夏の旅を待つ事にしよう!! 

付記:八重山西表島白浜港から定期船「じゃじゃ馬」or「舟浮き丸」に乗って10分程で舟浮港に着く。原初の手付かずの自然が丸ごと堪能できる。超お勧めの避暑地・避寒地、行楽地であり近代的モダンな宿舎も整い都会の憂鬱を癒し傷心で疲弊した旅人の心を慰めてくれるであろう。稀にみる旅宿のスポットである。いらっしゃい舟浮きへ、貴方を歓待します。・・・