世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

ASEAN+3か6か実効面に疑問 その他!

2007年01月16日 | Weblog

東アジア、東アジア共同体、東アジアサミット、北東アジア、ASEAN、アジアのみで括る・・・等々と命名が複雑化して的を得ず内実もスッキリしない。それ故に実効・実行面に疑問がある。ASEANに+3(日本、中国、韓国)を加えた「13カ国」での構想が現実的であったが更に3(インド、オーストラリア、ニュージーランド)を加えて「16カ国」にしようとしている。16カ国案は<日本案>である。何故そうするのか、所謂、民主主義国のインドやオーストラリア、ニュージーランドの3カ国を増加して中国を牽制しようとの思惑がある。そうであれば命名が【アジアサミット】か【アジア共同体】でいいのではないか、と早くも異論が出ている。何よりも実効・実行面で疑問を呈している。命名がどうのこうのではなく内実、実行・実効面が問われているのである。マハティール構想の原初にかえって再構築し実り有る会議としたい。その現状・実体は「経済面」にシフトし比重をおいた構想であるが安全保障面にも配慮し政治的結びつきを寧ろ深めるべきである。軍事面で台頭する中国、北朝鮮(ASEANは北朝鮮との友好国が多い)に対して共同して圧力をかける、その面からは<日本案>即ちインド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた「16カ国案」が有効であると思う。・・・翻って首脳外交を省みると首脳サミットも形骸化しているとの指摘があり国際的な外交の在り方も問われている。日本の【主張する外交】が何処で力量を発揮し他国の承認を得るか正に正念場である。日本のリーダーシップが如何なる形で世界に通用するのかも問われている。内憂外患こもごもだが外交の実り有る成果で国内の支持率を上昇回帰させ、名誉挽回の機会でもある。4月の統一地方選も7月の参院選にも弾みがつく。 ―私のスタンスは事の真相そのもので、マクロ的複眼思考で私見を開陳、披瀝している、一党一派に偏しい事を心掛けている―。前回でも述べたことだが懸案の国内問題の解決を容易にするのが、内政の延長である「外交」の実績に掛かっている事を考えると疎かに出来ない。国内の実効ある問題解決は懸案の外交の実効ある解決に連動する、そのスタンスで国際問題・未解決の懸案事項に全力を傾注して取り組んでもらいたい。今回の「外交」という<東アジアサミット><欧州歴訪>も国内の統一地方選、参院選にも弾みとなって良好な結果を齎すことは論をまたない。民主党も足で稼ぐ選挙戦に命運を賭けている。国民も与野党の動向に耳目を集中している。内輪の金銭問題で足を掬われない様に心掛けて天下国家の切実な懸案に全力を傾注し実り有る成果を出してもらいたい。国民の切実な願いである。今後の与野党の活躍に大いに期待したい。双方とも全力を出して頑張ってもらいたい。・・・