世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

イラク・イラン・北朝鮮と核 拉致で揺れる今年!

2007年01月03日 | Weblog

泥沼化したイラク紛争・内戦とテロの報復で益々、混迷を深めるイラク・中東情勢!引くに引けぬ米国の大義と国内の軋轢に揺れる米国、そのジレンマを背負いつつ今年も明るい兆しは見えにくい。亥の年は全てに猪突猛進がキーワードになるが果たしてどうなのだろうか、山積する内外の懸案・課題は多い。長期化するイラクに打つ手を欠いたまま今年も推移するのか、国連は?米国は?決定打を打ち出せないまま迷走している。超党派の「イラク研究グループ」の政策見直しの報告書を受けて新たな政策の立案を迫られている。対話による融和政策に活路を見出すのか更なる兵員増強で従来の政策を断行していくのかブッシュ政権は正念場を迎えている。あまつさえイランのウラン濃縮問題も突きつけられ国連の制裁決議にも馬耳東風、一片の紙切れだと一蹴に付された。眼を北東アジアに転じると北朝鮮の核実験・保有問題が懸案になっている。6カ国協議を骨抜きにされかねない北の横暴さに又、頭を悩まし関係5カ国は翻弄されっぱなしである。ここも決定打を欠いたまま今年も推移していくのか。思慮し考えるだけで焦燥感に陥る。問題の所在の一端は米国のダブルスタンダード・二重基準にある。友好国のイスラエルの核保有は黙認しインドにはNPT(核拡散防止条約)に未加盟でありながら原子力関連輸出を促す法律を成立させ公然と黙認している・・・。日本の立場はどうか、世界で唯一の被爆国でありながら責任ある閣僚と与党幹部の核論議容認には絶句する。いやしくも非核三原則を国是としている現状をどう認識しているのか、閣内の不協和音が早くも露呈した感は拭えない。政権当事者は対外的には一糸乱れぬ整合性ある体勢で当たるべきだと思う。個人の見解を開陳し披瀝するなら閣僚を辞し閣外で堂々と戦陣を張って主張すべきだ。それが閣内・閣僚の最低のルールだ・・・。あまつさえ懸念される材料は揃った。防衛庁が防衛省に昇格し堂々と核の論議がなし崩し的に罷り通る。但し非核三原則の「核の持込」は疑惑を通り越して現実に黙認されている、との風評が流れている。これもなし崩し的に核保有にまで発展する気配が濃厚である。米軍再編の最重要課題、普天間飛行場の移設先、辺野古沿岸も喫緊の懸案事項である。一部容認の懐柔策をちらつかせながら政府案の容認を前提に関係市町村への経済的支援策を打ち出している。ギブアンドテイクの論理だ。ここもなし崩し的に政府の思惑通りに推移するものと思う。人口減、少子化、高齢化、医療保険、年金、税制、ベビーブーマー・団塊の世代の「07年問題」に連動する退職金の負担増、年金、労働人口減等々で課題、山積である。今年も国内外の諸問題の解決に翻弄される年になりそうだ。国と個人との解決すべき課題・問題を独自に明確にして個々人の出来得る事には微力を投入していきたいものだと思う年頭である。・・・

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿