予想通りの決定に歓喜した。トップテン（１０）に絞り込んでの＜４つ＞の決定、受賞である。審査員泣かせの例年と違い、今年の「新語流行語」は豊年満作である。一喜一憂しての選考だった、と、やく みつる氏は、幕内を披歴した。“さもありなん！”というところである。５０から１０に絞り込んでの、更に「４つ」である。難航するのが予想されたが、いとも簡単に、しかも＜満場一致＞で決定したという。大賞が＜１つ＞なのが例年の定番である。しかし今年は全員一致で「４つ」が大賞に選ばれた。審査員の慧眼に頭が下がる。詳細は、既にテレビ各社が報道しているので割愛する。 大賞の＜４つ＞は、「今でしょ」、、「お・も・て・な・し」、「倍返し」、「じぇじぇじぇ」の４つである。選外も捨てがたい秀逸ものがあったであろう。惜しい！。・・・世知辛い世の中に一縷の光明が射した感がある。さあ！来年はどういう年になるだろうか！今からソワソワ、ワクワクの胸内である。期待したい。・・・
※付記：以下は＜ネット資料＞より引用・・・
■：トップフオ・・・
□東進衛星予備校で現代文を教えるカリスマ講師林修氏の「今でしょ」
□オリンピック招致活動の最終プレゼンで日本社会に根付く歓待の精神を日本語で紹介した滝川クリステルさん の「お・も・て・な・し」。
□ドラマ「あまちゃん」の作者・宮藤官九郎さんと主人公のアキを演じた能年玲奈さん の「じぇじぇじぇ」
□バブル末期に大手銀行に入行した半沢直樹を演じきった俳優堺雅人さんとＴＢＳ『半沢直樹』チームの「倍返し」
■：トップテン・・・
◇「アベノミクス」造語者は自民党元幹事長中川秀直さんということだが、受賞者はアベノミクスの効果をあげていたく期待をこめて内閣総理大臣安倍晋三さん
◇「ご当地キャラ」熊本県に関係していればキャラを無償利用できるという使い勝手の良い許諾針で世界を駆け巡る熊本県の営業部長くまモンさん
◇「特定秘密保護法」この法案に関して熟知、かつリーダーであり「機密を開示せよ裁かれる沖縄密約」などの著者で知られるジャーナリスト西山太吉さん
◇「ＰＭ２.５」1950年設立以来60年以上日本気象を追い続ける一般財団法人日本気象協会
◇「ブラック企業」ブラック企業対策プロジェクト共同代表でＮＰＯ法人ＯＳＳＥ代表にして若手論客・今野晴貴さん
◇「ヘイトスピーチ」 世界各地のデモを研究している国際政治学者五野井郁夫さん
▲1984年に創始。毎年12月上旬に発表。『現代用語の基礎知識』読者審査員のアンケートを参考に、選考委員会によってノミネート語が選出され、トップテン、年間大賞語が選ばれる。
▲選考委員会は、姜尚中（作家・聖学院大学全学教授）、俵万智（歌人）、鳥越俊太郎（ジャーナリスト）、室井滋（女優・エッセイスト）、やくみつる（漫画家）、箭内道彦（クリエイティブ・ディレクター）、清水均（『現代用語の基礎知識』編集長）で構成される。