世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「宇宙事故・地球温暖化」が日常茶飯事になった!

2012年02月10日 | Weblog

思いも及ばなかった 宇宙への壮大な夢・思念は夢の又、夢! メルヘンの世界の出来事だった。天の川の 織り姫、牽牛・ひこ星の悲しい物語に涙し、銀河系宇宙に果てしない夢と憧憬を抱き暫しの憂さを晴らした。時にカタルシスだったりした。それが今や現実のガイヤ・地球の命運まで左右する様になった。文明を謳歌する見返しにCO2の排出で南極や北極の氷が融けて海面が56センチも上昇する予測である。水没の危機が叫ばれる様になった。― 特定の島名まで指摘される様になった ― 科学者は地球の未来を真剣に憂慮するようになり世界会議を開いて討議する様になった。中国が自国の衛星の残骸を爆破したのはつい最近の事である。その破片の欠片が宇宙空間に残骸の残骸として飛散した。米国は早速、協定違反として非難の声明を発表した。卑近な出来事が小は家庭から大は地球・宇宙規模まで喫緊の課題となった。遠い国の、地球の裏側の出来事として眺めることが出来なくなった。一部の関係者に任せて遠方から成り行きを座視することが出来ない重い課題になった。そこで「宇宙開発の今」を直近の資料から紐解いてみた。・・・
米国のブッシュ大統領が2,004年に 新宇宙政策 を発表した。2,018年を目途に「月と火星の有人探査」・・・<CES新型有人宇宙船の開発と従来の国際宇宙ステーション計画にスペースシャトルの退役>・・・の内容である。その実現に地球の果てしない存続と発展を賭けているのである。概要を理解する為に4つのキーワードで紐解いてみよう。

1.「ISS(国際宇宙ステーション)」・・・宇宙環境を利用した観測や実験を目的に1,998年から15カ国が協力して建設、地上400キロメートルの宇宙に浮かぶステーション。2,000年11月から搭乗員が滞在して作業をしている。2,010年、完成の予定。

2.「NASA」・・・NASAは<米国航空宇宙局>の略称。1,958年、航空技術と宇宙研究を担う米政府機関。1,969年に月面着陸に成功。2,010年に完成予定の国際宇宙ステーション建設の中心機関。

3.「冷戦時代の宇宙開発競争」・・・1,957年ソ連の人工衛星<スプートニク>が打ち上げに成功。対する米国は陸・海・空の軍事技術を総動員して<NASA>を立ち上げ宇宙開発に全力投球。国の威信を賭けての東西雄の争いは熾烈を極めた。従来の軍事技術から宇宙開発へとシフト。

4.「旧から新へのシフト」・・・1,969年、米国の月面着陸に成功した「アポロ計画」には莫大な予算が掛かった。その反省から現在、再び<月への有人飛行>計画には低予算で稼動する「無人探査機」での調査を進めるべきだとの趨勢で進展中。・・・

かかる現状からして私達も宇宙への夢・憧憬から現実にシフトし身近な真摯な課題として捉えるべき時期に来ているのではなかろうか!・・・