世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

高齢者は経験・技能を持つ資源!

2011年09月28日 | Weblog
ijhyt
とかく負に論じられる高齢者。厄介者扱いされがちな高齢者。はたしてそうだろうか・・・。経験と技能の蓄積された貴重な存在が高齢者である。見方を180度、回転すればそうなる。企業は臨時雇用員や非正規社員等々の雇用で苦悩している反面、適材適所の労働者も求めている。海外からの移民労働者も考えている。平均寿命が80歳前後になった日本、元気なお年寄りも数多、居る。まだまだ、労働人口として、十分、使える。経験と技能を持った稀有な財産、資源が高齢者である。・・・その推移を見てみよう。・・・

○2010年の国勢調査では、65歳以上の高齢者が<3000万人>で、その割合は<23%>2012年には団塊の世代も65歳になる
○2035年には<3人に1人が65歳>の高齢者になる
□認知症患者は・・・2015年には<250万人>。 2025年には<323万人>になる

※年金、医療、介護の社会保障費は毎年<1兆円>以上増える。それ等の社会保障費の持続的・効率的運用も大切な「政策課題」となる。さて、そういう負の反面、高齢者の働ける場所、職場づくりで活性化している地域もある。一例を挙げると・・・

●休耕田や屋上を利用した農業
●野菜を売るファーマーズマーケット
●食堂や配食サービス
●学童保育(子育て家庭支援)
●紙おむつのリサイクル工場等々・・・

※労働者は「高齢者」(お年寄り)で就業日や時間は自分の体力や都合に合わせて選択。勿論、「賃金制」。
※参加を申し出ている企業は、今の所、「大和ハウス」

※検討中の項目・・・
1.家庭の増減に合わせた「住み替えられる住宅」
2.医療と介護を一体的に提供するネットワーク
3.高齢者が利用しやすい移動手段
4.向き合う仮設住宅どうしをウッドデッキでつなぎ高齢者の交流を促す
5.医療・介護・福祉が1か所で受けられるサポートセンター等々である

◎さて、高齢者が幸せに暮らせる条件は何か、いの一番は「生きがいを持つこと」。その為には自分の体力や趣味、嗜好に合った仕事を楽しんでやる事と外に出て話し相手と交流を深める事である。おしゃべり、カラオケ、少々の飲酒(健康上、飲めない人は、おしゃべり三昧等々)で心を開放する事である。地域活動に勤しむのもいい、若手の相手になって人生談義?を打つのも高齢者の特権?だ。・・・そして名実ともに心身の衰弱を来した暁には、堂々と“社会のサービス”を受けたらよい。