世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

野田総理の国連演説の骨子とその是非!

2011年09月20日 | Weblog
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野田総理の原発に対する基本的考え方が表示された。22日のニューヨークで開かれる「原発の安全性と核の安全保障に関するハイレベル会合」で行う演説の概要である。一言で、言明・断言すると “原発は<引き続き必要>” と言うことになる。 “安全でより信頼性の高い原子力エネルギーの確保は必要”という事に尽きる、と。当面、そういう対処の仕方が、よりベターとの考えである。経済界に配慮した事が伺える。即ち、即座に「脱原発依存」の立場(前菅総理の主張)は執らないと言う事である。事故原因を徹底的に検証し、その結果は、国際社会に全面開示する、と約束する内容になっている。昨日も国会周辺で大規模な“脱原発”のデモがあった。菅前総理もインタビューに答え、これまでの経過を公表している。二律背反の正当性がどちらに傾斜するか、国民的議論が必須になる。次回は菅前総理のインタビューに答えた概要を提示する。

※付記:「野田総理の国連演説骨子」
●原発の安全性を最高水準に高める。安全でより信頼性の高い原子力エネルギー確保は引き続き必要
●東京電力福島第1原発は原因を徹底的に検証し、国際社会に全面開示
●原発へのテロ攻撃は深刻な事態をもたらす。核セキュリティーに取り組み、来年3月の第2回核安全保障サミットへ参加
●再生可能エネルギー開発に努力。福島の再生なくして日本の再生ないとの思いで責任を果たす