世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

国民生活向上の政策が主目的で言葉尻批判が主ではない!

2010年01月23日 | Weblog

一国の最高責任者の検察側(総長をも含む)をも任命できる地位(内閣

が)にある首相が、身内の擁護発言は許されるべきではないと批判が集中し

た。集中砲火を浴びている。朝三暮四とも指摘された(国会で)。その事は大新

聞でも同類の論調である。・・・思うに建前や論理的には重大な由々しき発言で

あっても私には腑に落ちない。ひとりの人間として、人情として、極、当たり前

の自然に発露した感情だ。・・・地位として最高責任者の立場に有る者が、職責

を弁えず軽はずみに開陳するのは、最高責任者(首相)としての資質に欠け

る、そういう論調が、マスコミ・報道機関や識者が指摘し批判している。でも、そ

ういう批判には、私は、違和感を覚え、疑問さえ感じる。“感情は理性に優先す

る”・・・身内や同志を思いやる自然の感情(発露)は、その地位に関係なく許さ

れるべきであると私は思っている。何も西洋的弱肉強食が主の風習に真似る

必要はない。日本国民には馴染まない。強い者が弱い者を手助けするのが日

本的風情・情緒である。そう言うと問題を摩り替えていると批判される。論理の

飛躍であり、論点がずれている、と二重批判される。支離滅裂で批判に値しな

いと退けられる。・・・最高責任者としてのその地位を退いてから、一国民として

なら、どうぞ、と言う論調だ。でも、私には解せない。民主主義の立場(在り方)

とか三権分立からも不適切である云々が主張の論理であるが、でも、私は、人

間として、身内を庇(かば)うのは極、自然の感情の発露として尊重したい。私

は、鳩山首相の人間としての同志を思いやる感情を尊重する。発言を撤回す

ることなどしなくて良かったのだ、ましてや陳謝する事など必要はないのであ

る。・・・それは、あくまで私の個人の意見・感想(思い)である。

付記:問題の故事成語

◆朝三暮四(ちょうさんぼし) 目先の違いに気をとられ、実際は同じであるのに気がつかないこと。宋の狙公が飼っていたサルに木の実を「朝三つ、暮れに四つ与える」と告げたところ、サルが不満を示し、狙公が「朝四つ、暮れ三つ」と言い換えると喜んで受け入れたという故事に由来。

◆朝令暮改(ちょうれいぼかい) 朝に出した命令を夕方もう改めること。前漢の晁錯が文帝への上奏文で、農民が臨時の租税などを性急に催促される実情を伝え、政策が一定せずにあてにならない事態を戒めた故事に由来。