世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

“日米同盟は国際公共財である”? に疑問!

2010年01月12日 | Weblog

誰がそう決めたのか疑問である。果たして、そうなのか? 外交は、国際

間の駆け引きであり自国の国益の為に知恵を絞る。防衛省、外務省は、特に

官僚が悪知恵を絞って相手国の言いなりになるケースも多々ある。日米同盟

が果たして「国際公共財」なのか、何故、そう定義するのか、マヤカシの説得に

国民は騙されてはならない。政治学者や識者、マスコミも挙ってシタリ顔で、そ

う説くであろう。米国の国益にのみ資する、と言ったら肩身が狭い。大義名分

が立たない。そこで防衛省も外務省の官僚も悪知恵を絞って“国際公共財”で

ある、と言いだした。―― 核の傘に守られている、の論理は、ここでは除外す

る事にする ―― 日米同盟は、米国の国益に資するから死守するのである。

来年は日米安保条約50周年を迎える。更なる続行堅持の為には小?を捨て

て大?を得る。その象徴が、普天間問題の譲歩である。あれ程、頑なに拒んで

いた普天間基地の現行案の固執から一転して県外、国外への譲歩も有り得

る、と言いだした。県民世論を尊重しない限り前進しないと、その理由を見出し

た。現行案が撤回される見通しである。県民世論の後押しも見逃せないが、然

したる必然性もない(現今の世界的米軍再編の地政学的沖縄の位置の価値、

特に海兵隊の常駐等々・・・)辺野古に固執する理由が薄弱から大?の日米安

保条約50周年の節目に更なる同条約の続行堅持を最優先する、その為には

普天間基地問題には鳩山政権に譲歩する。そういうシナリオが描かれたから

である。日米同盟の堅持は米国の国益に資する事が大だからである。今後も

頻繁にマスメディアに“国際公共財”の文言が頻繁に登場する事になると思う。

日米同盟は【“国際公共財”に有らず】を肝に銘じて置きたい。