世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

小室哲也! 栄華と転落人生の末路に思う!

2008年11月18日 | Weblog

人の業(ごう)、性(さが)の裏面を観る思いがして虚しさを感じる。一世を

風靡した時代の寵児の人生にしては、あまりにも寂しい。栄華と転落の人生模

様を一身に引き受けて描いて見せた彼の胸中は今、奈辺にあるだろうか?! 

寂寥に満ち満ちて憔悴しきっているだろう、そう思うと遣る瀬ない思いがする。

我が身に引き寄せて そう思うと二重の哀れさを感ずる。頂上を極めた栄華の

輝かしい人生は一時のアダ花だったのか、嘘栄の繁栄だったのか、今は知る

由もない。獄中で“さむい”、“音楽のない、KEIKO(妻)のいない生活はつら

い”、と話していると言う。虚しい響きがして悲哀を感じる。最高の技量を究め、

最高の富を獲得しても人生の何たるかを知らない世間知らずでは、哀れで永

続しない実例を示した。極な言い方だが、その事を世間に周知させた功績?だ

けは、大きい。年間、数十億円の収入を獲得しても後々、それが半永久的に継

続するとは限らない。その事を知ってか知らないかは本人でないと分からな

い。でも、49歳という年齢からしては当然、知っていていいはずだ。成育歴は

定かではないが世間の常識の範疇にある事柄である。後世の偉大な教訓にな

れば、良いお手本?を与えた事になる。人間は所詮、最後には総合的な「人間

力」が勝利の方程式となる。その事を世間に周知させた功績の方が、寧ろ大き

い。・・・