世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

給付金で迷走しブレにブレている麻生首相の文言も迷走!

2008年11月09日 | Weblog

小泉元首相との大きな違いは、分かり易さ、断定、明快、アジテーターの

類は類似しているが、特徴的なスタンスは、初めに“結論ありき!”で、後で修

正するか部分修正するというのが定番になっている。それも短時間に、だ。今

日の翌日とか、変わり身の早さは群を抜いている。それが特徴的でさえあ

る。・・・“当初の発言と少しも変わっていない”というのが結びの定番言辞では

あるが・・・。時系列に実例を辿ってみよう。・・・

●定額給付金・・・

△当初(“全所帯に実施する”。単純に計算すると4人家族で6万円になるはず

     だ<10月30日の記者会見で>)

△後日(貧しいとか生活に困っている所に出すんであって、“豊かな所に出す必

     要はない”<11月4日、記者団に>)

●集団的自衛権・・・

△当初(“基本的な解釈を変えるべきものだ”。ずっと同じことを言っている<9

     月25日、米国で記者団に>)

△後日(憲法上許されないという“立場を変更しているわけではない”<11月7

     日、参院本会議で>)

●消費税・・・

△当初(大胆な行政改革を行った後、経済状況を見た上で“3年後に消費税の

     引き上げをお願いしたい”<10月30日、記者会見で>)

△後日(少なくとも“全治3年と申し上げたが、状況はかなり厳しい”。3年以上

     かかるといわれたりしている<11月5日、衆院財務金融委員会で>)

定額給付金でも揉めに揉めて政府・与党に異論百出して迷走に迷走を続けて

いるが麻生首相の言辞も迷走を続けている。一国の総理の言葉としては軽

い。品格、風格に関わる風体である。・・・