1.生活者の暮らしの安心・・・国債(2.8兆円) 事業規模(3兆円)
●総額2兆円の定額給付金の実施
●雇用保険料を0.4%以内の幅で引き下げ検討
●年長フリーターの雇用拡大へ企業に奨励金支給
●第ニ子からの年間3.6万円の子育て支援手当の支給や妊婦健診の無料化
2.金融・経済の安定強化・・・国債(0.6兆円) 事業規模(21.9兆円)
■企業支援策
○中小企業向けの緊急保証枠と政府系金融機関の貸付枠を21兆円追加し、
合計30兆円に
○新エネ、省エネ投資の即時全額償却などで投資促進
■市場安定化策
○金融機関への国の資本注入枠を現行の2兆円から拡大
○証券優遇税制の3年間延長
○銀行保有株の買い取り再開を検討
○空売り規制強化
3.地方の底力の発揮・・・国債(1.6兆円) 事業規模(2兆円)
■住民の負担軽減策
○住宅ローン減税の控除可能額を過去最大に
○ETC利用の乗用車対象に休日の高速道路料金を原則1000円に
■地方支援策
○道路特定財源の一般財源化で1兆円を地方へ
○地方自治体に長期・低利融資する金融機構創設を検討
※1.赤字国債に依存しない財源として合計・・・
▲<国債 5兆円>
▲<事業規模で26.9兆円>(財政投融資分を含む)
※2.税財政の「中期プログラム」を年内に策定する
□3年間は減税措置を時限的に実施する
□消費税を含む税制抜本改革を2010年代半ばまで段階的に実施する
◎赤字国債に依存しない “追加経済対策”の概要を観てきたが民主党の政策
に類似しているか、真似た感があって違和感を覚える。しかし、緊急に国民生
活を救う事ができれば与野党を問わず実施してもらいたいと思う。