世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

琉球王朝花絵巻「首里城 花まつり」 

2006年01月17日 | Weblog

海洋国家のかつての琉球王国!その絢爛たる古の息吹を今に伝える!首里城「花まつり」が草花の造形物により表現される。琉球王国は、その昔、約570年前(1,429~1,879)に成立。凡そ450年間、栄えた独特の文化を持つ王国だった。首里城は中国、朝鮮、日本そして東南アジアの国々と交流と貿易を盛んにし、栄華を極めた一大独立国だった。海洋国家として繁栄したのである。その間、芸能、・音楽が盛んに演じられ美術・工芸も華開き首里城は文化・芸術の中心だった。・・・

■蘇る 琉球王朝の美―紅型―王家一家の日常着、礼服、踊り衣装に用いられた紅型。その紅型を身に纏い琉球王朝時代の華やかさを再現する。

■ラン人形・・・王朝時代、政治や様々な儀式が行われた御庭(うなー)。ラン人形により往時の雰囲気を再現する。

1.進貢船・・・14~15世紀頃、中国との交易や使節を派遣する為に建造された船。(守礼門近くに展示)

2.出迎え・・・新たに国王となる王子は守礼門付近で中国からの冊封使を迎え城内へ案内する。(歓会門)

3.シーサー・・・琉球の守り神として信仰されてきたシーサー。歓会門にも守護神として置かれている。(歓会門~瑞泉門)

4.若衆踊り・・・若衆とは元服前の士族少年のこと。冊封使を歓迎する為に御庭において宴が催された。若衆はそれらの宴に舞を披露した。(瑞泉門~漏刻門)

5.冊封使(さっぼうし=さっぷうし)・・・新国王に任命する為に中国皇帝から遣わされた冊封使は轎(ちゅう)と呼ばれる御輿に乗って登城した。(瑞泉門~漏刻門)

6.琉球国王・・・新たに任命された国王。琉球王朝の象徴である龍を従えた豪華絢爛さで表現した。(下之御庭)・・・

■EVENT PROGRAM・・・《オープニング出発式》

○1月28日(土)・・・守礼門では獅子舞が登場し演舞、その後、紅型衣装の女官が来園者を歓会門から奉神門まで御案内。御庭では御座楽が演奏され国王、王妃が二階唐玻豊の御座に出御になる。

《古典芸能》

○1月28日(土)~2月26日(日)・・・琉球舞踊「舞への誘い」

《北と南の交流ステージ》

○1月30日(月)・・・北(北海道): 阿寒アイヌ古式舞踊、南(沖縄):古典舞踊、その他

●併設:「美ら海 花まつり」  「沖縄国際洋蘭博覧会」

●主催:内閣府沖縄総合事務局国営沖縄記念公園事務所 独立行政法人 再生機構

  財団法人 海洋博覧会記念公園管理財団

●共催:沖縄県 那覇市