世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

批判には説得力ある反論と対策を! 

2006年01月07日 | Weblog
歴史上の名誉ある然るべき功績・足跡を残した為政者でも概ね批判が7に対し功績・賞賛は3でしかない(某シンクタンクの査定)。批判は為政者の宿命だとは思うのだが賛否両論の渦中にある小泉首相とて例外ではない。任期満了が近づくにつれ「ポスト小泉」にシフトされ影が薄れてくる現状は否めない。宴の後のあの寂寥感を実感しているのではなかろうか。それにしても国民は閉塞感を打開してくれそうなある種の期待を小泉首相に賭けた。任期満了も余すところ少なくなったが次期の面々は一長一短で強烈な個性が感じられないし<少々の改革>しか期待できない。内政では財政、税制、年金・医療・介護・老人保険・保健、歳出削減、安全(幼児童、建築、食、交通機関等の神話の喪失―民主党案)等々が多々と山積している。外交では中・韓との修復、6カ国協議、拉致問題の早期解決、東アジア共同体構想(政経構想)、日米の新再構築(真の対等な二国間関係の樹立)、なかんずく「日米地位協定」(片肺飛行の不平等協定)の抜本的改定<多発している最近の事件事故等の不平等な結末処理)、在日米軍再編問題等々・・・政財界も小泉構造改革の「続行」より<促進>を期待している。他方、政策要求として 日米同盟中心の他国・多国からの遊離、アジアからの孤立によるナショナリズムへの傾斜、それを土台とした「国益中心」の飽くなき追求、市民レベルのトランスナショナルな交流、政治上の外交はもとより 市民・NPO・NGOレベルの民間外交の促進etc。かかるオブジェクションに対し官邸ホームページ、広報等の全国紙・地方紙等で明確に答弁、論証し持論を開陳すべきである。さもないと金科玉条の「郵政民営化」しか念頭にないパホーマンス的で中身のない為政者だったと揶揄され後世の歴史は評価しかねない。勇断をもって反駁・反論し具体的な施策・政策(対抗策)を開示して説得し実現化すべきである。・・・現今では与野党を視野に入れても、然るべき政策実現の実を挙げてくれそうな選良は見当たらない。よりベターな為政者としては小泉首相にしか当面は期待できない。一支援者として陳情する。