世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

「社会事象を読み解く用語」-私の辞書から

2005年11月18日 | Weblog

新聞等を拝読していると過去に幾多と眼にした語句・用語が最近でも散見され認識を新たにする積りで、せっせと辞書を引いている。最新用語も頻繁に引用されているので書き溜めておいたそれ等を僭越ながら後輩の為に公開する事にする。さしあたって必要とした用語の一端をランダムに列挙してみた。・・・

●ああ火宅=〔仏〕〔A(譬喩品)〕三界に平安のないことを火事にあった家にたとえた語。苦に満ちた世界としてのこの世。現世。娑婆(しやば)。

●論難=相手の不正や誤りを論じ非難すること。「を加える」「相手の立論の矛盾を―する」

●思弁=(1)よく考えてものの道理をわきまえること。(2)〔哲〕〔(ギリシヤ) the ria; (ラテン) speculatio〕実践や経験を介さないで、純粋な思惟・理性のみによって事物の真相に到達しようとすること。理論。観想。実践や経験を重んじる立場からは、抽象的理論・空論の意となる。

●資性=生まれつきの才能や性質。資質。天性。

●キャッチ‐コピー=[日 <catch+copy] 特に人の注目をひくことを意図した短い広告文や宣伝文句.

●鷹揚(おうよう)=鷹(たか)が大空をゆうゆうと飛ぶさまから〕ゆったりと振る舞うこと。余裕があって目先の小事にこだわらないこと。また、そのさま。ようよう。 「―な態度」「―にかまえる」

●量刑=裁判所が、処断刑の範囲内で、刑罰の程度を決めること。

●心象=見たり聞いたりしたことが基になり、意識の中に現れてくる像や姿。イメージ。

●表象=〔哲〕〔(ドイツ) Vorstellung〕感覚の複合体として心に思い浮かべられる外的対象の像。知覚内容・記憶像など心に生起するもの。直観的な点で概念や理念の非直観作用と異なる。心像。観念。

●事象=(1)(認識の対象としての)出来事や事柄。「自然界の―」(2)〔数〕 確率論で、さいころを投げるというような、試行の結果起こる事柄。〔哲〕フッサール現象学の基本精神を表す標語。一切の先入見を排除して、意識に現れるがままの事象を直観し、記述しようとする哲学的態度を指す。

●積少為大=自然の素晴らしさを知るとともに、小さな努力の積み重ね が大切(積少為大)だと学び、その後の行いや考え方の礎となりました。 大人になった 金次郎(尊徳翁)は、己の存在が無であれば、生きていられることや。

●命題=(1)題をつけること。また、その題。(2)〔論〕〔proposition〕判断を言語的に表現したもの。論理学では真偽を問いうる有意味な文をさす。また、その文が表現する意味内容をさす場合もある。

●セレブリティー=セレブ[celebrity]名声.名士.

●ねはん(涅槃)=〔仏〕〔梵 nirva 吹き消すこと、あるいは吹き消された状態の意〕(1)あらゆる煩悩(ぼんのう)が消滅し、苦しみを離れた安らぎの境地。究極の理想の境地。悟りの世界。泥(ないおん)。ニルバーナ。寂滅。(2)死ぬこと。また、死。入寂(にゆうじやく)。

●入滅=一般に釈迦の死をいう。

●ぼんのう【煩悩】=〔仏〕 人間の身心の苦しみを生みだす精神のはたらき。肉体や心の欲望、他者への怒り、仮の実在への執着など。「三毒」「九十八随眠」「百八煩悩」「八万四千煩悩」などと分類され、これらを仏道の修行によって消滅させることによって悟りを開く。染(ぜん)。漏。結。暴流(ぼる)。使。塵労。随眠。垢。

●ないゆう-がいかん【内憂外患】=国内の心配事と外国からもたらされる心配事。内外の憂患。

●逡巡=決断をためらうこと。ぐずぐずすること。

●"Right time, Right Way" =“適材適所”

●領事=外国に駐在し、自国の通商の促進と在留自国民の保護にあたる者。通常、階級として総領事・領事・副領事などの別がある。

●コングロマリット=[conglomerate(集塊)] 【経】 複合企業.種々雑多な業種を次々に合併吸収して巨大化した事業集団(企業).〈現〉⇒カルテル,コンツェルン,トラスト.特に米国に多く,ITT社・キディ社・リットン‐インダストリー社などがその例.

●たいし-かん=【大使館】 駐在国において、大使が事務を執る館舎。国際法では、本国の領地と同一にみなされ、不可侵権をもつ。

●えげん=【慧眼】 〔仏〕 五眼の一。この世の空(くう)であるという真理を悟る能力をもつ目。二乗(にじよう)の修行者、菩薩、仏が備える。

●しねん【思念】=心に思うこと。常に心にかけること。「―をこらす」「天国を―する」

●サイバーファーム=沖縄県那覇市に本社。通販・物流業者向けのシステムインテグレーションとオペレーション業務、経営コンサルティングを手掛ける。ホテル運営など沖縄の観光産業も支援。IR情報

●公理=(1)一般に広く通用する真理・道理。 (2)〔axiom〕(ア)真なることを証明する必要がないほど自明の事柄であり、それを出発点として他の命題を証明する基本命題。

●実相 =(1)実際のありさま・事情。 (2)〔仏〕 この世界の真実でありのままの姿。法性(ほつしよう)や真如の別名とされる。

●不条理=(1)筋が通らないこと。道理が立たないこと。また、そのさま。(2)〔哲〕〔(フランス) absurdité〕実存主義の用語。人生の非合理で無意味な状況を示す語としてカミュによって用いられた。

●モラル・ハザードMoral-hazard=1.道徳的危機。特に保険加入により損害に無関心になり、かえって事故が多発する事から保険会社に生じる危険。2.倫理の欠如。倫理の荒廃。金融機関や預金者が節度なく行動すること。

●がしんしょうたん=ぐわしんしやうたん【・臥薪・嘗胆】=〔「史記(越王勾践世家)」「呉越春秋」などから。中国の春秋時代、越王勾践(こうせん)に父を討たれた呉王夫差(ふさ)は常に薪(たきぎ)の上に寝て復讐の志を奮い立たせ、ついに仇を報いた。敗れた勾践は室内に胆(きも)を掛けてこれを嘗(な)め、そのにがさで敗戦の恥辱を思い出してついに夫差を滅ぼしたという故事による〕敵を討とうとして苦労し、努力すること。目的を達するため苦労を重ねること。肝を嘗(な)む。嘗胆。・・・(その他、多々)