世界一健康長寿のニライの風来坊

豊饒を齎す理想郷は海の彼方の蓬莱島!ニライの島夢郷!!その桃源郷を求めて南の風来坊は今日も迷走する。

子供の観た史跡「旧円覚寺の放生橋」

2005年11月17日 | Weblog

この放生橋(ほうじょうばし)は、守礼門(しゅれいもん)より80メートルほど坂を下った処に円覚寺(えんかくじ)総門があり、その内側に架けられています。この橋は1,498年尚真王(しょうしんおう)の時代に造られた日本で最も古い石造りの橋だと言われています。放生橋(ほうじょうばし)の形は長方形で切石積みになっています。池の底は羽目石貼(はめいしぬり)です。池の周囲は約1メートル内外の石畳が敷かれ、柱、欄干、中柱、羽目には鶴、亀、牡丹、蓮華などが彫刻(浮き彫り)されています。昭和47年5月15日に国の建造物として指定されています。 (6年 J)

 橋の柱に「長史梁能及び通事陳義督造」(ちょうしりょうのう、および、つうじちんぎとくぞう)と書かれてあり羽目の彫刻は、この二人(梁能と陳義)の合作だと言われています。また彫刻した陳義は通事とあるので通訳をした人だとされています。 (父 J)

<学習の手引き>・・・閃緑岩(せんりょくがん)で造られた碑や欄干などを調べてみましょう。生産地等が分かると、その経路を辿る事によっても歴史的な意義が分かってくると思う。