秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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路線バスの経営は厳しい

2020-05-14 04:03:54 | 日記
 3大都市圏以外の地方における路線バスは経営が厳しさを増している。人口減少や少子高齢化の進行で、利用者は減少傾向である。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、政府は不要不急な外出を国民に求めていることで、主要駅周辺での人出は前年比で激減している。路線バスでは減便や運休を行っている路線もある。

 地方都市の路線バスの半数以上は赤字であり、行政の補助金や中長距離の都市間バスの黒字で、バス会社の経営を成り立たせているのが現状である。

 今後、少子化により、高校生が減少していくことから、路線バスの利用者増加を期待しにくい。よほど高い集客力のある施設がバス路線沿いにあれば別であるが、改善には厳しいものとみられる。

 新型コロナによる利用者減も踏まえ、今後、路線バスの本数を削減することも予想される。バス会社の売上は前年比で大幅な減少が続いている。新型コロナの感染拡大は続いていて、終息の気配はない。

 地方ではマイカーの普及が路線バスの利用者減に直結している。家族の人数にもよるが、1世帯で2台以上のクルマを有する世帯も少なくはない。

 バス会社は利用しやすいダイヤ設定で、新たな需要を喚起することに努めつつ、副業での売上増加にも積極的に取り組む必要がある。

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