老舗百貨店である「中合・福島店」が8月31日をもって、閉店することとなった。同店はJR福島駅前の徒歩1、2分の場所にあり、同駅前のシンボル的な存在である。
1992年には売上高において、ピークとなる年間200億円を稼ぎ出していたが、その後、売上は減少傾向であり、2019年には60億円まで減少していた。同駅西口にイトーヨーカドー福島店が出店したことや郊外型大型店の出店により、客離れが進んだことが原因である。19年10月の消費税増税や暖冬、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もある。
福島市に限らず、郊外型大型店の出店により、百貨店の売上が減少するケースが多く、競争激化には百貨店はなかなか対応できていないのが現状である。郊外に専門店やロードサイド店の出店も影響している。必ずしも中心商店街に出向く必要性はなくなり、百貨店の必要性が相対的に小さくなってきている。
中合・福島店が入居するビルが再開発により、解体され、新たにビルが建設される予定であるが、同店の出店予定はなく、会社は清算されることとなるという。
JR福島駅前東口は再開発が予定されているものの、核となる商業施設がなければ、人の誘客には厳しいものとみられる。
1992年には売上高において、ピークとなる年間200億円を稼ぎ出していたが、その後、売上は減少傾向であり、2019年には60億円まで減少していた。同駅西口にイトーヨーカドー福島店が出店したことや郊外型大型店の出店により、客離れが進んだことが原因である。19年10月の消費税増税や暖冬、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もある。
福島市に限らず、郊外型大型店の出店により、百貨店の売上が減少するケースが多く、競争激化には百貨店はなかなか対応できていないのが現状である。郊外に専門店やロードサイド店の出店も影響している。必ずしも中心商店街に出向く必要性はなくなり、百貨店の必要性が相対的に小さくなってきている。
中合・福島店が入居するビルが再開発により、解体され、新たにビルが建設される予定であるが、同店の出店予定はなく、会社は清算されることとなるという。
JR福島駅前東口は再開発が予定されているものの、核となる商業施設がなければ、人の誘客には厳しいものとみられる。