秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

一日一日を大切にし、暮らしや経済を活性化させることを1つの目的とする。

駅を跨ぐ自由通路は人の往来を活発にする

2019-07-15 04:06:49 | 日記
 全国に鉄道は幅広く線路が敷かれ、一定の人口が有する都市にはほぼすべて鉄道が営業運転されている。鉄道は人口が多いほど、営業には有利であり、利幅が上がってくる。最初に鉄道路線を敷くこととなるので、大規模な投資が必要であるが、中長期的にはだんだん借入金等は減少していくのが通常である。

 3大都市圏や主要都市の駅では路線を跨ぐための自由通路が開設されているケースが多い。これにより、駅舎の反対側にもスムーズに移動でき、人の往来が活発になることで、商業施設の売上増加にも寄与することとなる。

 自由通路は人の流れを変え、人の行き来が活発になる。大きな駅ではクルマよりも徒歩の移動のほうが早いケースが多い。大都市では駐車料金が高いこともあり、徒歩での自由通路の利用が多い。

 特に鉄道路線や入口の反対側があまり開発がされていない地区の場合、開発が促進され、マンションや住宅が建設されるケースも多く、中心部の定住人口の増加にも寄与することとなる。その結果、郊外への無秩序な開発を抑制しつつ、中心部に人を呼び込むことも可能となる。

 首都圏の新宿や池袋などでは自由通路があることで、日中は常に人でにぎわっている。これを地方都市にも広げることで、駅周辺の回遊性を高め、商業施設や飲食店の売上を増加させることで、中心市街地を元気にすることとなる。この結果、クルマ使用の抑制や健康増進、渋滞緩和とメリットがある。

 駅を跨ぐ自由通路を開設し、有効活用することで、中心市街地を元気にすることは可能である。