葉月朔日。暑ーい夏はまだまだこれから。皆さん頑張って行きましょう。こんにちは。当の本人は溶け気味のI権禰宜です。
本日は先日の長崎研修旅行記の後編をお送りします。
前晩にちゃんぽんをたっぷり堪能した我々。次の日も気合い十分で行きたい・・・ところだったのですが、長崎の朝は暑いですね・・・。
朝から猫も日影でお休みです。アスファルトは熱いんでしょうね・・・。
出発まで少し時間があったのでちょっと単独行動。
鍛冶屋町に鎮座する八坂神社(http://www1.cncm.ne.jp/~gion-san/)へ参拝。
こちらの八坂神社は幕末に茶売買で財を成した女傑・大浦慶ゆかりの神社。
最近祇園祭が行われたばかりらしく、社頭には真っ赤なほおずきが出されていました。
ほおずき・・・・にはちょっとうるさいですよ私(笑)。まぁそんな事はどうでいいですね!!
こちらの鍛冶屋町八坂神社は中華風の建物で全国的に有名な崇福寺(博多の寺院とは別です)のすぐ近くに 鎮座していますので、お近くに御寄りの際はぜひ御参拝下さい。
八坂神社をお参りしてホテルへ戻ると宮司以下準備万端でした。さぁ今回の旅行の目的地・鎮西大社諏訪神社へ行きましょう!
旧国幣中社・鎮西大社諏訪神社(http://www.osuwasan.jp/)
創建は江戸時代前期と、神社としては比較的新しい部類に属しますが長崎県を代表する神社です。
諏訪神社の神門より下を見ると・・・高い・・・。長崎が坂の街であることを実感します。
この写真。前回のブログの最初の写真の反対側にあたります。遠くに見えるのが亀山社中記念館です。あ~長崎は盆地ですねぇ。
ここ諏訪神社といえば全国有数の祭り「長崎くんち」が有名ですよね。この「長崎くんち」は諏訪神社の例祭で、10月7日~10月9日の間盛大に行われます。
前晩お世話になった諏訪の禰宜さんと再会し、早速正式参拝をさせていただきます。
さすがに殿内を撮影するわけにはいきませんのが、拝殿・祝詞殿と非常に立派な造りです。
正式参拝を終えますと応接室に通されて諏訪神社の大神宮司さんとしばし歓談いたしました。
こちらで出された「ぼたもち」も絶品。なんでも諏訪神社に参って「ぼたもち」を食べなければ片参り・・・といわれるそうです。そして食べ終わった後に写真を撮り忘れたことに気づく私・・・。
大神宮司さんとのお話を終えると、境内に一画に建つ大正の代表的建築・「諏訪荘」を見学させていただきました。もともとは長崎の豪商が建築し、皇族の方々を始め多数の著名人が宿泊した建物で、昭和の後半に諏訪神社境内に移築。現在は斎館として使用されているようです。
こちらの諏訪荘。実は釘を一本も使っていないとの事。成程・・・内部は代表的日本建築というのも頷ける造りです。
諏訪神社での結婚式などでも使われるそうです。大正~昭和の浪漫溢れる雰囲気が好きな方にはお薦めです。
諏訪神社の方々には何から何まで良くしていただき本当にお世話になりました。またいつか機会があれば「長崎くんち」の時期に行きたいですね!
諏訪神社の後は長崎歴史文化博物館(http://www.nmhc.jp/sisetsu/bugyo_tenji/index.html)へ足を運びます。諏訪神社から歩いてすぐですのでお参りの際には寄ってみるのも一興かと。
長崎奉行所を再現した建物が映えます。館内では長崎の歴史・文化などが詳しく学べます。しかし・・・やはり最近のブームからか中は龍馬一色!
龍馬と
弥太郎。
高知が生んだ2人が長崎でフィーバーするのも不思議な感じですね。
さぁ歴史館を見終わると研修旅行最後のお食事です。
カー・・・・じゃありません。花月と双璧を為す老舗の料亭「一力(http://www.ichiriki.jp/)」。
嗚呼・・・美味しい。
1泊2日の日程でしたが、頭も目も耳も・・・そしてお腹も大変充実した研修旅行でした。この研修旅行を通して学んだ事を今後の岡田宮のお宮つくりに活かしていかなければいけませんね。
また今回足を運んだ場所は長崎観光としても十二分にお薦めできる場所ばかりですので、まだ長崎に行った事が無い!!という方はぜひ長崎へ足をお運びください。
ちゃんぽんとカステラの街が皆さんをお待ちしています(笑)
I権禰宜