八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

万葉の歌碑『天ぎらひ』☆彡

2022年07月08日 09時05分57秒 | 境内散策
こんにちは、星出仕です☆彡
歌碑「万葉の歌」に彫られた3首の和歌を順に紹介していきます
今回はこちらの和歌です。


「天ぎらひ日方吹くらし水茎の岡の水門に波立ち渡る」

訳)空には霧が立ち込めて
  日方(ひかた)の風が吹くようだ
  岡の河口の湊では
  あんなに波が立っている

「天ぎらひ」は「天霧らひ」と書くそうです
「日方」とは「日のある方から吹く風」を意味し、夏の季節風のことです

詠み人知らずですが、旅人が遠賀川河口の水門(みなと・湊)の情景を詠んだ歌です

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