八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

O権禰宜のつぶやき

2012年07月19日 11時22分33秒 | 日々是神明奉仕

こんにちはO権禰宜です。

あづーーーーーーーーーーーーーーーい!

たまりません!!!

朝の8時の段階で、温度計の目盛りは何度まで上がっていたのでしょうか??

朝のお日供や、その後のお掃除・境内の清掃等、汗がぽたぽたと滴っていました。

まだ、梅雨明けはしないのでしょうか??

東日本などでは、もう梅雨明けはしたようですが・・・九州では台風の影響か、まだのようです。

この台風が、行き過ぎれば、いよいよ本格的な夏の到来となるでしょう。

さて、いよいよ黒崎祇園も20日の18時の前夜祭から本番をむかえます。

今年は、7基の山笠が勢ぞろいし、皆様にお披露目をします。

黒崎のメインストリート、ふれあい通りにて山笠競演会が行われます。

23_084

勇壮血沸き肉躍る、山笠を皆様御堪能ください。

翌21日は、岡田宮境内社である、須賀神社の御例祭です。

須賀神社の御分霊を御神輿に奉斎し、氏子区域をくまなく御神幸します。

各所に、御旅所が設けています。各自御旅所に立ち寄られてお参りください。

道中、御神幸行列に会われた方は、その場でも結構ですので、手を合わせお参りください。

各山笠もお神輿にお供をして、商店街をねり回ります。

さてこんな暑い時に、何故お神輿や山笠を担ぐのでしょうか??

それは、この夏の暑さに負けない様に、夏の悪い病気にかからないように昔の人達は、祇園の神様である須賀神社の御祭神・スサノオノミコトに篤い祈りを込めて、この神事を行いました。

現代のように、医療や科学が発達していなかった昔、食べ物は腐りやすく、食中毒を起こしたり、ハエや蚊などの害虫を媒介とした伝染病が起こったり、夏の暑気あたりや体力を消耗したりと、この時期いろいろと悪いことが起こるのは、全て疫神の仕業と思われていました。

そういう悪いことが起こらないにという事で、スサノオノミコト様にお願いをしたのが祇園祭りです。

今年も黒崎の町々に山笠担ぎの男衆の熱気がほとばしります。

悪疫退散無病息災の伊吹を皆様、たくさんあびてください。

そして、この夏の暑さに負けない様、須賀神社の神様の御力を頂かれてください。

ちなみに、今年も私O権禰宜とK権禰宜も法被姿も勇ましく、山笠担ぎに挑戦します。

P1260145

皆様、黒崎の街でお会いしましょう!!

23_2398