こんにちはO権禰宜です。
あづーーーーーーーーーーーーーーーい!
たまりません!!!
朝の8時の段階で、温度計の目盛りは何度まで上がっていたのでしょうか??
朝のお日供や、その後のお掃除・境内の清掃等、汗がぽたぽたと滴っていました。
まだ、梅雨明けはしないのでしょうか??
東日本などでは、もう梅雨明けはしたようですが・・・九州では台風の影響か、まだのようです。
この台風が、行き過ぎれば、いよいよ本格的な夏の到来となるでしょう。
さて、いよいよ黒崎祇園も20日の18時の前夜祭から本番をむかえます。
今年は、7基の山笠が勢ぞろいし、皆様にお披露目をします。
黒崎のメインストリート、ふれあい通りにて山笠競演会が行われます。
勇壮血沸き肉躍る、山笠を皆様御堪能ください。
翌21日は、岡田宮境内社である、須賀神社の御例祭です。
須賀神社の御分霊を御神輿に奉斎し、氏子区域をくまなく御神幸します。
各所に、御旅所が設けています。各自御旅所に立ち寄られてお参りください。
道中、御神幸行列に会われた方は、その場でも結構ですので、手を合わせお参りください。
各山笠もお神輿にお供をして、商店街をねり回ります。
さてこんな暑い時に、何故お神輿や山笠を担ぐのでしょうか??
それは、この夏の暑さに負けない様に、夏の悪い病気にかからないように昔の人達は、祇園の神様である須賀神社の御祭神・スサノオノミコトに篤い祈りを込めて、この神事を行いました。
現代のように、医療や科学が発達していなかった昔、食べ物は腐りやすく、食中毒を起こしたり、ハエや蚊などの害虫を媒介とした伝染病が起こったり、夏の暑気あたりや体力を消耗したりと、この時期いろいろと悪いことが起こるのは、全て疫神の仕業と思われていました。
そういう悪いことが起こらないにという事で、スサノオノミコト様にお願いをしたのが祇園祭りです。
今年も黒崎の町々に山笠担ぎの男衆の熱気がほとばしります。
悪疫退散無病息災の伊吹を皆様、たくさんあびてください。
そして、この夏の暑さに負けない様、須賀神社の神様の御力を頂かれてください。
ちなみに、今年も私O権禰宜とK権禰宜も法被姿も勇ましく、山笠担ぎに挑戦します。
皆様、黒崎の街でお会いしましょう!!