八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

神道青年九州地区協議会研修会

2011年08月25日 19時17分49秒 | 神道青年会

もう8月も終わりが近づいてきました。時が経つのは早いですね。

こんにちは。

相変わらず無駄に色白、I権禰宜です。

さて私、8月23日、24日と熊本県は熊本市において開催された「第39回 神道青年九州地区協議会研修会」に出席してまいりました。

・・・去年は宮崎でしたね。

今年は熊本でした。

例年の如く、1日目(24日)は九州各県の若手神職の親睦を深めるための野球大会・・・のはずが、

雨・・・

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というわけで、各県対抗ビーチバレーボール大会(使用ボールがビーチボールです)に!

若者らしく、互いに汗をかきながら楽しいひと時を過ごしました。

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こちらが今回参加した福岡県神道青年達。

普段はみな白衣を身に纏い、厳かに神明に奉仕する「神主さん」達でありますが、毎年この日は、年相応に明るく賑やかに親睦を深め合います。

例年思うことですけど、「若いうちの一瞬って大事だなぁ」と感じる事ができる・・・そんな1日です。

さて2日目(24日)は研修会が行われます。

スポーツで汗を流し、大いに楽しんだ後は、自己の研鑽に勤めます。

若手が同じ場所で研修を行うのは良い刺激になりますね。

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今回の研修会のテーマは「教育勅語」。

我々若手神職にとっては大先輩である本渡諏訪神社の大野宮司様より教育勅語についてのご講演を給わりました。

神社関係者ならともかく、一般の方が「教育勅語」といって思い浮かべるのは、決してプラスイメージでは無い場合が多いのではないでしょうか?

しかし、そのような方に限って「教育勅語」を読んだ事が無い方が多いと思います。

「とりあえず何となく良くない印象」

これが大多数の「教育勅語」の印象ではないでしょうか。そのような方は「教育勅語」をご一読する事をオススメします。なんてことはありません。至極真っ当なものである事が判ります。

パッと見て難解な文章に見えますが、内容は簡潔です。されど生きていくうえで非常に大切な事が述べられています。

この「教育勅語」の重要さ、そして誤解を、神職としてどのように地域の方々に伝えていくか・・・色々と考えさせられる充実した研修会でした。

毎回の事ですが、この研修で得たものを日々のお宮の御奉仕に生かしていかなければならないと感じるI権禰宜でした。

I権禰宜