八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

物をたいせつに

2010年02月12日 10時02分00秒 | 神職所感

本日は寒くなりましたね、禰宜です。

    

ここ数日パソコンの調子が悪く、本日は午前中いっぱいを掛けて復旧作業をいたしました。

    

お陰でなんとか支障がない程度に復旧いたしました。

   

それにしてもこのパソコン、まだ買ってから3年経たないのですが、かなり酷使しておりますので、息切れしてしまったようです。

   

いかんですね。もっと大切に扱わないと。

    

パソコンに詳しい人に聞くと、だいたい4年ぐらいで買い替えた方がいい、と言われますが、それもちょっともったいないな、と思ってしまうのは私が貧乏症のせいでしょうか?

    

しかし今現在パソコンや家電をはじめ、なんでもこの国では使い捨てが当たり前になってますよね。

    

一昔前までは、この国の人たちは物をとても大事にする国民だったと思うのですが。

     

使い捨てが当たり前になった分、親から子へ、子から孫に受け継ぐ物大切なものが少なくなってしまったようにも思いますね。

     

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↑当社参集殿にある机。江戸時代後期の寺子屋で使われていたものです。つまりは約200年前から現役です。

    

それは本当に良い物は使い込めば込むほど、味が出てより良くなる、ということを経験する機会が少なくなることでもありますよね。

    

大人は自分の子ども、地域の子どもにぜひ、社会の常識、ルールやマナーを教えるとともにものを大切にする心を教えてあげないといけないな、と思うここ最近でした。