八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

神武天皇①

2010年02月09日 12時25分49秒 | 神様のお話

今日はぽかぽか陽気で、時には暑いくらいです。こんにちは。I権禰宜です。

さて明後日は紀元節(建国記念日)です。この日は日本が建国されたと伝わる記念すべき日であり、また初代天皇であられる 神武天皇をお祀りする岡田宮にとって大切な日です。

そこで、今日は御祭神・ 神武天皇の御生涯を少しだけお話いたします。

 神武天皇(前711~前585 位:前660~前585)は、御名を 神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)と称し奉り、別に 狭野尊(さののみこと)、 彦火火出見(ひこほほでみ)とも称されます。

 鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)を父神に、 玉依姫尊(たまよりひめのみこと)を母神にもたれ、前711年にお生まれになられました。天皇は生まれながらに英邁であり、15歳の時に他の兄神を差し置いて皇太子に選ばれました。

やがて45歳の時に、東方には天下を統べるに相応しい美しく肥沃な地があるとして、兄の 五瀬命を始め一族を率いて高千穂宮(霧島市または高千穂町)を出発しました。こうして長く険しい征旅(神武東征)が開始されたのでありました。~つづく~

I権禰宜