本日も蒸し暑かったですね。
しかし日本の夏はこうでなくてはと自分を鼓舞して社務に励む毎日です。
さて昨日東側道路沿いの境内の草が伸び放題になっていたのでせっせせっせとむしっていると、年配の御婦人がお二人、通りすがりに話しかけてこられました。
そのお話によると先ほどとある市民センターにて俳句の会があったとのこと。
その会であなたことを詠んだ句が出てたわよ、と言われました。
どんな句でした?と訊いてみると、
“神官が 白い作務衣着て 草むしり”
という句だったそうです。
まさに昨日の私の作業風景。
ちなみに作務衣(さむえ)とは寺院や神社で作業着として着られているものです。
最近は神職でも白色は汚れが目立つからと紺などの色つきの作務衣を着られている方が多いようです。
ただやはり白の方が神職らしさがあるので私はこだわって白の作務衣しか着ていません。
さて上の句を詠んでいただいた方も全身白色の目立つ格好で作業をしている姿を見て印象に残ったのでそういう句を詠まれたのでしょうね。
これからも目立つ格好をしている分、人に神職として良い印象を与えられるように一挙一動に気をつけなくては、と思った今日この頃でした。 禰宜