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新作用機序のADHD薬を承認申請

2016年02月02日 19時47分10秒 | 医療情報
新作用機序のADHD薬を承認申請

塩野義製薬、後シナプス性α2A受容体の活性化作用で症状改善

化学工業日報2016年2月1日 (月)配信 小児科疾患精神科疾患投薬に関わる問題

 塩野義製薬は、小児期における注意欠如・多動症(ADHD)の治療薬「S-877503」(グアンファシン塩酸塩徐放性製剤)を製造販売承認申請した。

 同剤は、国内における共同開発・商業化に関するライセンス契約に基づき、アイルランドのシャイアーと共同開発してきた。シナプスに存在する受容体を介しノルアドレナリン作動性神経を活性化。前頭前皮質における後シナプス性α2A受容体の活性化作用によりADHD症状を改善する。これまで国内でADHD治療薬として上市されている薬剤と異なる作用機序を持つ。

 国内でADHDに対する適応が承認されている薬剤は2剤しかなく、新たな治療の選択肢となることが期待される。

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