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フレイルと介護予防

2015年04月02日 09時13分50秒 | 私自身や健康
空晴れて今日はなかなかの桜日和。
子と、孫ちゃんが花見に行くといいな~とばばは思う。
ここで、近所の桜の写真とか、桜饅頭とか写真を載せるといいけどね~
良い記事が見つかりました。


【鳥取】フレイルと介護予防=陶山和子さん ご近所のお医者さん

その他 2015年4月1日(水)配信毎日新聞社

 ◇西伯病院(南部町)陶山和子さん

 「フレイル」という言葉を聞いたことがありますか。老年になって筋力や心身の活力が低下した状態のことです。日本老年医学会が2014年に提唱した言葉で、元は老化に伴う虚弱といわれてきました。フレイルは、早期に対処すれば要介護状態になるのを防いだり、遅らせたりすることができます。

 体力や筋力が低下すると、活動性が低下して日常の買い物にでるのも億劫(おっくう)になります。そうすると食生活のバランスが崩れ、ますます体が衰えます。人と接する機会が減って、頭の働きが悪くなったり、うつ状態となり、活動性が低下するといった悪循環に陥ります。これがフレイルで、一番重要なのは低栄養と筋肉量減少です。

 フレイルかどうかを診断する方法として、アメリカで使われている基準があります。5項目のうち3項目が当てはまればフレイルが疑われます。(1)体重減少(1年で2・3キロ)(2)以前よりも疲れやすい(3)筋力低下(たとえば買い物で2リットルのペットボトルを持つのが大変)(4)歩くのが遅くなった(横断歩道を青信号の間に渡るのが難しい)(5)身体の活動性の低下(最近、趣味のサークルに出かけたりしなくなった)。

 若い人よりも元気な高齢者は多いので、フレイルの人なんてそんなにいないだろうと思われませんか。愛知県大府市では65歳の人で脳卒中などの持病がない人を調査した結果、11%がフレイルであったそうで、実際は結構多いのです。

 フレイルの予防で大切なのは栄養と運動です。肉、魚、乳製品、大豆製品などのたんぱく質を積極的にとることが重要です。甘いものの方に嗜好(しこう)が傾きがちですので気をつけましょう。

 運動は、フレイルになっていない人ならば散歩でも十分なのですが、すでにフレイルの人は散歩のような有酸素運動だけでは不十分です。衰えた骨や筋肉を取り戻すには適度な筋トレが必要です。おすすめはスクワットで、しっかり固定された机などにつかまって腰を半分だけおろすのを繰り返します。私もやってみましたが、膝を痛めないようにスクワットをするのは、ちょっと難しいです。地域の体操教室などに出てみられるのがよいですよ。高齢まで映画や舞台で活躍された芸能人は体力維持のため、スクワットなどの筋トレをしている人が多いのです。生き生き老いるには筋力が大切です。

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