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静脈瘤のレーザー焼灼術、フォーム硬化療法より転帰良好

2019年10月10日 06時33分24秒 | 行政
静脈瘤のレーザー焼灼術、フォーム硬化療法より転帰良好
NEJM2019年10月9日 (水)配信 一般内科疾患循環器疾患一般外科疾患

 一次性静脈瘤患者595例を対象に、静脈内レーザー焼灼術、超音波ガイド下フォーム硬化療法、手術の5年転帰を無作為化比較試験で比較した(CLASS試験)。

 その結果、Aberdeen Varicose Vein Questionnaire(AVVQ、範囲0-100で低値ほどQOL良好)スコアはレーザー焼灼群および手術群の方が硬化療法群よりも低く、フォーム硬化療法群と比較した効果量はレーザー焼灼群-2.86(95%CI -4.49--1.22、P<0.001)、手術群-2.60(-3.99--1.22、P<0.001)だった。全般的QOLに群間差は見られなかった。支払い意思額閾値を質調整生存年(QALY)当たり2万ポンドとした場合、費用対効果モデルの反復の77.2%でレーザー焼灼術が優れており、手術とフォーム硬化療法の比較では54.5%で手術が優れていた。
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