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E型肝炎調査、3月末から 献血1万5千人対象

2016年02月28日 06時37分05秒 | 医療情報
E型肝炎調査、3月末から 献血1万5千人対象
臨床 2016年2月25日 (木)配信共同通信社

 輸血で移植患者らがE型肝炎ウイルスに感染し慢性肝炎になったとみられる問題で、厚生労働省の血液事業に関する有識者会合は24日、東京都内の献血の感染実態調査を3月末から実施する計画を了承した。調査数は約1万5千人を予定している。日本赤十字社は調査について「終了までに4カ月程度かかる見込み」としている。

 計画によると、400ミリリットル献血などで、B型肝炎とC型肝炎、エイズの検査で陰性だった人を対象に、高感度のE型肝炎ウイルスの検査をする。結果を基に、さらなる調査や輸血の提供方法など、今後の安全対策を検討する見通し。

 ※E型肝炎

 E型肝炎ウイルスの感染で引き起こされる肝炎。汚染された水を飲んだり、豚の生レバーなどを食べたりして感染する。発熱や黄疸(おうだん)などの症状が出て急性肝炎になり、多くは自然に回復するが、一部は劇症化することもある。肝硬変やがんにつながる慢性E型肝炎になることはないとされていたが、近年、各国で慢性化が相次いで報告された。日本でも最近、肝臓移植やがん治療に伴い輸血を受けた患者5人が感染し、慢性化したケースが判明した。

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