日々

穏やかな日々を

空の如く

2011年10月15日 00時47分48秒 | 私自身や健康
空の如く生きてきた。
それから、もう、11か月にならんとする。
ほやほやのあかちゃんのほほ
ほわんほわんのあかちゃんの肌
ぷよんぷよんの体
ぬるんぬるんの足
力が強いのにちいさいちいさいお手て
ててなしごの赤子が笑う
くったくない笑顔
ママは不倫した夫を捨てた
いたたまれないのだ
自分を裏切って複数セックスをし続けた1年
いったい自分はなんだったんだろうと耐えられなかった。
パパのいない子が二人
ママの手に残った。
ママは実家に帰って
再出発だけれども
悲しくて悲しくて
夜はいつも泣いた。
ママのママつまり私も泣いた。
上の子は3歳になり
下の子は5カ月になった
夫の不倫が発覚してから妊娠していることが分かった。
でも、ママは中絶するなんてことは全く思わなかった。
さずかった子は天のもの
簡単に抹殺しては罰が当たる、そんなこと考えてもみなかった。
上の子は小桃
下の子は小梅
かわいいかわいい女の子だ
乳児も幼児もそれなりの個性、育てるのはそう簡単ではない。
でも、頑張るのだ。
それしかないのだ。
泣くもいい、哀しむもいい、でも、育てなければならない
ママは乳が出るか心配しなかった、そんなことで、乳の出なくなる自分ではないと思っていた
でも、ママのママは心配だった
乳は上手く出るだろうかと心配だった。

二人の孫が寝て、我が子のママが寝ると婆には幸せが訪れた。
昨年の12月30日から今日までの10カ月
離婚のこざこざを済ませると、子の父親なる男は、解放された。
子にも会わないと言った。
それも、悲しいことであった。
子たちは父親に捨てられたのだ。
父母の離婚は仕方ないにせよ、親子の縁も完全に切ることを選んだ男は
婆なる私には許せないことであった。
男の父母も孫に会う事はしないと手紙がきた
確かにここと600kmも離れた遠いところに元夫とその父母はいるけれど
なにも、これからの人生、なにがあるか分からない
なのに、なぜ、今、この悲しみの中、さらなる悲しみを誘う離別をいわなくてもいいのではないか
けじめ、そう、心のけじめをつけて、気持ちが楽になればいいと

孫のために婆は働く
68歳の婆は働く
働いて働いて
学資を稼いでおかなければならない
とてもママ一人の力で二人を大学に進ませてはやれないような気がする。
ママは美容師だけど
さして、技を付ける前に結婚し、家庭人になったから
子育てのために美容の仕事は後回しに下から
今はなんの技術もない美容師なのだ
まともな賃金は貰えない
まだまだ正規には働けない、今パートで働かせてくれる美容室を探している。

婆の人生
やはり空の如く・・・・・・・・・・・・・

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