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抗うつ薬の効果をMRI画像から予測

2019年10月31日 02時03分12秒 | 行政
抗うつ薬の効果をMRI画像から予測
Am J Psychiatry2019年10月30日 (水)配信 精神科疾患投薬に関わる問題その他

 EMBARC(Establishing Moderators and Biosignatures of Antidepressant Response in Clinical Care)試験に参加したうつ病患者279例を対象に、構造的MRIおよび安静時機能的MRI(fMRI)画像で判断する脳の機能的結合性パターンによる抗うつ薬(セルトラリン)の効果予測能を無作為化プラセボ対照試験で検討した。

 その結果、デフォルト・モード・ネットワーク内の結合性が高いほど特にセルトラリンの治療効果を予測した。デフォルト・モードとエグゼクティブ・コントロール・ネットワークのネットワーク間の結合性についてもほぼ同じ結果が見られた。プラセボおよびセルトラリンの治療効果は、ネットワーク間の海馬結合性により予測された。
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