ウォームビズ始動 衣食住の工夫で快適に
2017年11月1日 (水)配信共同通信社
冬の地球温暖化対策として、家庭や職場で過度な暖房使用を控える「ウォームビズ」が1日、始まった。来年3月末まで。環境省は重ね着や体を温める食事など衣食住での工夫によって、暖房時の室温を20度に設定しても肌寒さを感じず、快適に過ごせる生活スタイルの普及を目指す。
環境省国民生活対策室ではこの日、職員がセーターやベストなどを身に着けて勤務。竹田智宏(たけだ・ともひろ)室長補佐は「適正に暖房を使用すれば省エネ効果があり、電気代も節約できる。多くの人にウォームビズを実践してほしい」と話した。
ウォームビズは環境省が2005年に提唱。保温効果の高い下着やセーターなどの着用や膝掛けの利用などが有効としており、窓から熱を逃がさないよう厚手のカーテンの使用も推奨している。
家族や友人で暖房の効いた部屋に集まって過ごしたり、公共施設や商業施設に滞在したりしてエネルギー消費を減らす「ウォームシェア」の実施も呼び掛けている。
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