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悔やまれるPCR検査の遅れ「本当に出勤していいんですか」- 永寿総合病院看護部幹部に聞く

2021年05月19日 23時46分19秒 | ウイルス

悔やまれるPCR検査の遅れ「本当に出勤していいんですか」- 永寿総合病院看護部幹部に聞く

――当時、「こうすれば、もっとより良く対応できたのではないか」というものはありますか。

武田 それはただ一つです。「あの時、もう少しPCR検査の基準を緩めてくれたら……」という思いは、今でも強くあります。

けれども、あの当時、ものすごくPCR検査のハードルが高かった。「37.5℃以上の熱が4日間以上継続」のほか、中国の帰国者との接触歴なども問われた。

高野 武田さんも当時「おかしい」「おかしい」と言っており、私もスタッフから、「熱の出方がおかしいと相談しても、PCR検査はできないと言われました。本当に出勤していいんですか」との問い合わせを結構受けました。「これは絶対にインフルエンザではない」と思っていても、検査ができない状況だったのです。

武田 本人たちに話を聞くと、「こんなに長引く頭痛は初めてだった」「今まで感じたことがないくらいだるかった」といった自覚症状がありました。けれども、「新型コロナ陽性」と確認されていないので、インフルエンザと同じ扱いで熱が下がって48時間経てば、出勤が可能だった。世間でも新型コロナの流行が言われており、「自分もかかっているのではないか」という思いが本人たちにはあり、自分で保健所に問い合わせたスタッフもいました。それでもPCR検査の対象にならなかった。

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高齢者、病院に長い列 個別接種の予約電話混み合う

2021年05月19日 23時34分27秒 | ウイルス

高齢者、病院に長い列 個別接種の予約電話混み合う

 2021年5月18日 (火)配信河北新報
 

 仙台市で新型コロナウイルスワクチン個別接種の予約が始まった17日、実施する医療機関には申し込みの電話が殺到した。入り口に整理券を求める高齢者の長い列ができた病院もあり、慌ただしい1日となった。

 青葉区上杉2丁目の内科佐藤病院。整理券の配布を始めた午前8時、正面玄関には100人以上が列を作った。中には午前5時から並んだ高齢者もいた。

 午前8時半、整理券の番号順に窓口で予約を受け付けた。初日は70人で打ち切り、残る接種希望者には別の整理券を渡し、1週間後に受け付けると説明した。

 佐藤病院の広田充総務課長(47)は「電話予約は回線が混雑し、本人確認も十分にできないため、来院してもらう方式にした。初日は大きなトラブルもなく、手続きが順調に進んで良かった」と話した。

 来院による混雑を避けようと、予約の受け付けを電話のみとしたのは若林区の七郷クリニック。かかりつけ患者に限らず、広く接種希望者を受け入れるために公平性も考慮に入れた。

 通常の診療で来院した同区の無職女性(85)も、クリニック内では予約ができなかった。いったん外に出て、玄関前から携帯電話で予約専用の番号に何度も掛け続けることになった。

 女性は「電話が混み合って全然つながらない。帰宅後に掛け直そうと思う。早くワクチンを接種し、安心したい」と語った。

 実施医療機関は内科に限らず眼科、耳鼻咽喉科、整形外科など多岐にわたる。高齢者のかかりつけ患者がいない診療所も含まれる。

 宮城野区の永井小児科医院も高齢者からの電話が鳴りやまなかった。午前9時~正午、接種予約が可能かどうか問い合わせる電話が30件以上あったという。

 「想定を上回る電話の数に驚いた」と永井幸夫院長(72)。4月下旬以降、発熱の子どもの診療に追われており「子どもたちの対応で精いっぱい。予約電話が増えると、一般診療が滞る恐れがある」と懸念した。

 市によると、予約に関する相談を受け付けるコールセンターも、高齢者からの問い合わせが相次ぎ、午前8時半ごろ一時的につながりにくい状態になった。

 市医師会の安藤健二郎会長(61)は「1週間も過ぎれば電話の混雑は解消されるはず。ワクチンは十分な量が供給される。すぐに予約が取れなくても慌てないでほしい」と呼び掛けた。

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変異株も無力化する中和抗体 広島大など人工的に作製

2021年05月19日 23時08分42秒 | ウイルス

変異株も無力化する中和抗体 広島大など人工的に作製

2021年5月17日 (月)配信朝日新聞
 

 広島大や京都大などのチームが、新型コロナウイルスを無力化する「中和抗体」を人工的に効率よく作ることに成功した。変異ウイルス(変異株)は感染力が増したり、ワクチン効果を低くしたりする恐れがあるが、変異株についても効果を確認した。治療薬開発につなげることをめざす。

 新型コロナウイルスに感染して回復した患者の血液には、免疫細胞が作る抗体と呼ばれるたんぱく質ができる。中和抗体は、ウイルスに結合して無力化する抗体の一種だ。中和抗体を人工的に作れば治療薬に使えるため、世界中で開発が進められている。

 チームは、回復した患者の血液を分析し、軽症者に比べて重症者のほうが中和抗体を獲得する率が高いことを確認した。重症者4人の血液から、中和抗体を作る免疫細胞の候補を選びだした。

 選んだ免疫細胞から抗体を作る遺伝子を取り出して増幅し、抗体を人工的に作った。この人工抗体から、最初に感染拡大した「武漢型」のウイルスに結合する力が強いものを選んだ。その97%は、感染力を増したとされる英国株にも結合することがわかった。

 ワクチンの効果を下げることが懸念されている南アフリカ株にも63%が結合した。英国株、南アフリカ株に結合する抗体は、少量でも中和抗体として効果があることを確認した。

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発熱や倦怠感あるのにマスクせず接客、居酒屋でクラスター

2021年05月19日 22時55分55秒 | ウイルス

発熱や倦怠感あるのにマスクせず接客、居酒屋でクラスター

2021年5月19日 (水)配信読売新聞
 

 山形県と山形市は18日、高校生から70歳代までの男女22人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計感染者は1751人で、入院患者は84人、重症は5人となった。

 感染者の内訳は、山形市が12人、高畠町が3人、天童、東根、川西の3市町が各2人、山辺町が1人。いずれも症状は重くない。

 山形市七日町の居酒屋「大沼家」では、従業員と利用客計9人が感染し、クラスター(感染集団)が発生した。同店では16日までに利用客の男女3人の感染が確認され、18日に経営者の50歳代男女2人ら計6人の感染が発表された。

 経営者2人は、8日から発熱や倦怠感があったが、マスクをせずに接客していたという。山形市は3~14日に同店を利用した客は、症状の有無にかかわらず、市保健所(023・616・7274)に連絡するよう呼び掛けている。同店は、市が認定する「コロナ対策宣言店」だった。市は18日付で認定を取り消した。

 クラスター関連では、山辺町の介護老人保健施設「メルヘン」の40歳代女性職員の感染が判明し、累計感染者は16人となった。上山市の県立上山明新館高校の女子生徒1人も感染が確認され、累計は10人となった。

 感染力が強いとされる変異ウイルス「N501Y」が、今月中旬に感染が明らかになった4人から検出され、県内の感染者は121人となった。

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