*本日(3月16日)の午前中に当初からの予定通り退院いたしました。この一週間を忘備録的にメモしておきたいと思います。
7時45分、起床。
チーズトースト(+ソーセージ)、スクランブルエッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
9時半に東京蒲田医療センターに到着。入院は10時からなのだが、入院の前にコロナの抗体検査を受け、陰性であることを確認する。
今回は個室に入院する。これまでの人生で入院は6回目だが、個室は初めてである。差額ベッド代は11000円。短期間の予定なので、妻が0Kしてくれたのである。ユニットバスが付いていて、ビジネスホテルのようである。
入院してすぐに、明日の手術と術後の生活のために右手の裏の手首の少し下あたりに点滴用の針を刺して固定する。手術中の輸血の可能性も考えて血管と同じくらいの太さの針なのだが、私の血管は外から見えにくくまっすぐではないために、簡単には入らず、3人目のベテランの看護師さんでようやく入った。その看護師さんのことは2年前の入院のときにお世話になった方だと覚えていた。手術のあった日の夜勤の方で、こっちは身動きのできない体だったのだが、安心感を与えてくれる方だった。そのことを話すと、もちろん先方は私のことは覚えていなかったが、「患者に安心感を与えてくれる看護師さん」として覚えてもらえていたことは嬉しいようだった。
針を刺すときに消毒した皮膚が赤くなったので、アルコールのアレルギーかもしれないということになり(そういうことはこれまで言われたことはなく、実際、すぐに赤味は引いたのだが)、念のため、アルコールを使ってはいけない患者ということになり、ベッドの上に「アルコール禁止」のシールが貼られた。アルコール綿を使わないという意味なのだが、なんだが、禁酒みたいな感じである。
昼食から病院食が始まった。メインは白身魚の揚げ煮。
キンドルで澤田瞳子『のち更に咲く』の続きを読む。
夕方、食事の前に風呂に入る。湯は温め。40度はないと思う(それ以上には熱くならない)。部屋は暖房が効いているので、湯冷めの心配はないが、もう少し熱い湯に入りたい。
夕食はすき焼き。
これが一週間の献立である。
『のち更に咲く』読了。
11時頃、消灯。個室なので灯りを気にしなくてよい(テレビもイヤホンを使わなくてよい)のがいい。
普段より早いこともあり、明日が手術ということもあり、寝つきが悪い。