フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月10日(金) 晴れ

2024-05-11 11:19:32 | Weblog

7時15分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

玄関先の薔薇が花盛りを迎えている。

カフェに出かけていくときに玄関先の薔薇を見ると、「カフェと薔薇の日々だな」と思う。(注:ジャック・レモン主演の『酒とバラの日々』という映画があった)。

昨日のブログを書いてから、10時半に家を出て、大学へ。

11時半に研究室に着く。

「この街を離れんとして春の風」。私の句を句会仲間で書道家の恵美子さん(書道家としての名前は「愉咲」)に書いてもらったものである。たまたま季節に合っているが、実は、このところ一年を通して壁に掛かっている。

今日のスケジュールを確認。予定が一件、キャンセルになり、読書の時間ができそうである。

昼食は「タビビトの木」に食べに行く。

カウンター席に座る。マスターに、先日、西新井の「きままかふぇ」に行ったこと、そこでマダムから「タビビトの木」の名前が出たので驚きましたという話を伝える。マスターはそんなに驚いた様子はなかった。

カオマンガイのランチセットを注文した。

直前にマスターから「こちらが辛い方で、こちらがそんなに辛くない方で」と説明を聞いたはずなのだが、どちらがどちらかわからなくなり、辛い方だと思われる方を蒸した鶏肉に掛けて食べる。うん、美味い。

食後にカフェラテ。

レモンケーキも1つ注文する。

『ムーンパレス』はようやく第4章に入った。1章ごとが長い小説で、村上春樹の『風の歌を聴け』とは対照的だ。主人公の青年が住み込みで盲目の学者(変人)の話し相手と車椅子の散歩の介助をするアルバイトを始めた。最初に読んだときの記憶では、すぐにこのエピソードが始まるように思っていたが、それまでの話がずいぶんと長かった。記憶は変容するものである。

研究室に戻り、ゼミが始まるまで、読書の続き。

本日のゼミは2名が報告。

「プロポーズにおける規範」

「人々は横町に何を求めるのか」

机の配置をロの字型にしたこともあってか、活発におしゃべりができたように思う。

5時過ぎに終わる。まだまだ外は明るい。5時半に研究室を出る。

東西線は週末の2日間、一部区間を運休とのこと。思い切ったな。まぁ、地下鉄網はすごいから、なんとかなるのであろう。

家に着くころには日は暮れていた。

夕食は妻の言葉によれば「小鉢シリーズ」。シシャモ、ベーコンと小松菜の炒め、冷奴と紫蘇、明太子、キュウリの漬物、玉子と玉ねぎの味噌汁、ごはん。

食事をしながら『アンチヒーロー』第4話(録画)を観る。これまでの案件がつながって来て、俄かに面白くなってきた。

レビューシートのチェック。

次回のオンデマンド授業の資料のチェック。

次回の演習で使う予定の資料のチェック(『深夜食堂』の「タマゴサンド」と「バターライス」、どちらにしようかな)。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。