フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月25日(月) 晴れ

2016-04-26 02:27:01 | Weblog

8時、起床。

昨夜は寝つきが悪くて困った。7時半に必ず起きようとめったに使わないケータイのアラーム機能をONにして就寝したら、いつものように蒲団の中でリラックスできなかったのだ。明け方近くなって、アラーム機能を解除して、寝坊したらしたで構わないと腹をくくったら、眠りに落ちた。自然と目がさめたのは起きようと思っていた時刻より30分遅かったが、これで構わない。なまじいつもより少し早起きいようと思ったのがよくなかったのだ。

『とと姉ちゃん』(録画)を観ながら、トースト、サラダ、紅茶の朝食。

朝食をすませ、書斎で原稿書きをしていると、一文の卒業生でいまは芸大の大学院の画学生である櫻井あすみさんからメールが届いた。4月27日から始まる(5月8日まで)「上野の森美術館大賞展」で彼女の作品が優秀賞(産経新聞社賞)を受賞して展示されるというお知らせだった。上野の森美術館大賞のサイトは→こちら

彼女の作品「fragments」は、俯瞰された街の情景と、ズームインされた街の住人の暮らしの一断面がモンタージュされた作品。ズームインされた街の人の暮らしの一断面は、街の上空に置かれているので、見方によっては、街はすでにゴーストタウン化していて、かつてそこにあった(いまは消滅してしまった)住民の暮らしの記憶のように受け取れなくもない。しかし、櫻井あすみはそういうつもりで描いてはいないだろう。彼女の描く街は静謐だが、それは死んだ街の静けさではなく、人びとが慎ましく生活を営む街の静けさなのである。もし家の窓に明かりが灯っていればそれは容易に理解されるはずだが、彼女はそういうわかりやすい(説明的な)描き方をしない。櫻井あすみの世界がここにある。

午後、昼食をとりに外出。

初夏を思わせる日差しだ。

「いっぺこっぺ」のカツカレーを食べたい。隣りのとんかつ屋「檍」(あおき)は日月が定休だが、「いっぺこっぺ」は水が定休。

カウンター(7席)のみの店で、ドアの外で2人が待っていた。私も待つことにする。

10分ほど待って入店。ロースカツカレー(1000円)を注文。

カツはライスの上に薄めにスライスされて出てくる。カレーのルーはかかっていない。

カツはソースではなく、全切れ岩塩を振って食べる。おいしいトンカツには岩塩が一番合う。

ライスはカレーと一緒に食べたり、とんかつをおかずに食べたり。

ああ、美味しかった。ごちそうさまでした。

「いっぺこっぺ」から駅の方へ戻る途中にあるクリーニング屋さんは店の外の黒板に日記のようなものを書いていて、なかなか面白いのだが、今日のはびっくりした。ここに書かれているのは全部今月の出来事なのだろうか? それとも過去の4月に経験したことを列挙しているのだろうか。前者だとすればいくらなんでもひどすぎるだろう。たぶん後者だと思うが、それでもつらい。「早く5月にな~れ!!」という気持ちがよくわかる。

「phono kafe」で食後のコーヒーとスイーツをいただくとしよう。

コーヒーとマフィン(アプリコット入り)。

帰宅して1時間ほど眠る。やはり寝不足がたたっている。

夕食は、ししゃも、アスパラのベーコン巻、サラダ、筍ご飯、大根と油揚げの味噌汁。

『ラブソング』第3話をリアルタイムで観る。今日の後半は福山雅治と藤原さくらのライブをたっぷり聴かせてもらった。二人ともプロのミュージシャンだから聴きごたえがあった。

2時半、就寝。

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