8時半、起床。
チーズトースト、牛乳、珈琲の朝食。今日はこれから墓参りに行くので、朝は軽めにしておく。パンを焼いていると妻が「いい匂いね」と言った。
「ベイクマンの食パンですね」
昨日のブログを書いてアップして、午前中に家を出る。
菩提寺は鶯谷(うぐいすだに)が最寄り駅。東京の人なら説明不要だろうが、地方の方には「谷」とあると、山間の駅かと誤解されるかもしれない。山手線の駅の1つで、上野の隣である(この時間帯は京浜東北線は快速運転なので、上野で降りて、山手線に乗り換える)。
駅の南口改札を出て、跨線橋を渡る。この風景は鶯谷駅ならではある。
コンビニで墓前に供える缶ビールを買っていく。父はキリン党だった。
花屋で仏花を買っていく。
菩提寺である泰寿院は下谷にある小さな寺である。墓石に「大久保」が散見されるのは、昔はこのあたりに大久保姓の家がたくさんあったからだろう。
泰寿院は浄土宗の寺で本堂に掲げられた山号は光明山となっているが、ネットで調べると行春山となっていたりする。
今日は午後から「お十夜」の法要があるのだが、私はそれには参加せず、付け届けと墓参だけで失礼する。
お寺の近くのカフェ「ジャン」に寄る。
ここに来るのは5月の「お施餓鬼」法要のときに続いて二度目。
サンドウィッチ(ハムと玉子)とミルクティーを注文する。フード類はサンドウィッチのみ(いろいろな組み合わせで注文できて300円と安価)。
サンドウィッチをもう一皿注文しようかとも考えたが、やめておいた。
ここの「カキフライのり弁」が気になっていた。
カキフライはもちろん、のり弁もちくわ天も好きである。おまけに期間限定プライスで680円である。ちょっとチープな(B級グルメ的な)弁当を駅弁感覚で味わいたかった。
しかし、私は大きな勘違いをしていた。カウンター席に着いてからそのことに気付いた。弁当はテイクアウトのみにで、店内では食べられないのだ。テイクアウトして上野公園で食べる・・・という気にはなれなかった。しかたなくカキフライ定食を注文する。
普通のカキフライ定食である。キャベツや味噌汁がつくが、お弁当にはあるちくわ天ははいっていない。ご飯も、当然ながら、海苔は敷かれていない。値段も840円と割安感はない(もちろん洋食屋や定食屋で食べるよりは安いだろう)。
こんにちは。今シーズン初のカキフライ。タルタルソースととんかつソースとマスタードでいただく。ごく普通のカキフライで、感動には乏しかった。
3時頃、帰宅。夕食まで放送原稿を書く。
妻が納戸の片付けを頑張っているので、夕食は、駅ビルの地下に総菜を買いに行く。7時を回った店内は値引きシールの嵐である。
刺身の4点盛を購入。これだけではあっさりしているので、酢豚も購入(これも表示価格より20%引き)。デザートに購入した豆大福は1個200円で、これは値引きはされていなかった(と思う)。鎌倉の六地蔵の近くにある和菓子屋の出店であった。
それなりの食卓である。
中トロが美味しかった。
食事をしながら『時をかけるな、恋人たち』第2話(録画)と『どうする家康』を追っかけ再生で見る。家康に貫禄がついてきた(ふてぶてしくなった)。
「秀吉の前では猫をかぶっていた家康が狸おやじに変身しましたね」
放送原稿と講義資料の作成。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。